ウクレレ初心者

ウクレレのコツを教わるワークショップとは?今井愛彦さんのクレイジーG特訓に参加しました

2021年12月1日

「知識ゼロで何から始めていいかわからない」「ちょっと弾けるけど伸び悩んでいる」という人は、ウクレレのワークショップに参加するのがおすすめです。

「これで壁を越えられるかも!?」

というヒントが手に入るからです。

この記事では、以下のウクレレ講座で講師を務める今井愛彦さんの「クレイジーG特訓」というワークショップに参加したレポートをおおくりします。

ワークショップでは、これまで指摘されたことがない重大事項を指摘してもらい、目からウロコが5枚ほど落ちていきました。

教え方ひとつでウクレレがうまくなります

ハードルが高そうな「セーハ」もコツがあります

「ウクレレでセーハするのが苦手」という人はけっこういると思います。でも、セーハはコツがあり、それをつかめば誰でもできます。

そんな風に、ウクレレの演奏法には様々なコツがあり、悩んでいる人もそのコツさえつかめばうまく弾けることが多々あります。

教室に通うのに比べると、単発のワークショップはお財布にも優しく、だいたい数千円で参加できます。

しかも、教え方がうまい先生にめぐり会えると、いろんな演奏法を吸収して帰ることができます。

ぜひ、身近なワークショップを探してみてください。

ちなみにセーハのコツは以下の記事で解説します。

コードチェンジが間に合わない人必見の練習法

コードチェンジが追いつかない時の特効薬です

今回のワークショップで教わったことは「全部役に立つなぁ」と感じましたが、その中でも「右手と左手の役割」に絞って、この記事でフィードバックしていきます。

コードチェンジが間に合わずリズムがズレがちな人はぜひ参考にしてください。

そして「なるほど、ワークショップではこんなことを教わるんだな」とイメージできればうれしいです。

さて、今井さんは、

  • 右手は一定のリズムを刻む「車のエンジン」
  • 左手はコントロールする「車のハンドル」

といいます。今回の練習では、右手は何があっても一定のリズムを刻み、左手はがんばってコントロールする方法を学びました。

左手は常に一定のリズムをキープする

大前提として「右手は一定のリズムをキープしよう」というお話からスタートしました。

たとえば以下のような楽譜があったとしても、全部8分音符で刻んでもOK(最初だけですよ)。

つまり上の楽譜を下のように弾いてしまいます。

動画で見ましょう。

とりあえず最初は「リズムをキープ」することを意識します。

右手はエンジン! 一定のリズムを刻み続けます。

右手の指は自由に使ってもいいけど…

ウクレレの右手の使い方は多種多様。人によっていろいろですが、一番多いのは人差し指でストラムするというパターンです。

通常は人さし指でストラムします

ところが、人差し指でストラムすると、指のサイド(側面)を使いがちです。その結果、思わぬところで爪が引っかかり、スムーズに弾けないことがあります。

そこで、今井さんは「中指を使うのもおすすめ」と教えてくれました。

引っかかりがちな人は中指ストラムを試しましょう

中指を使うことによって、指の側面が弦に当たりにくくなり、ダウンストロークを指の爪側で、アップストロークを指の腹側で、という理想型に近づけやすくなります。

中指でストラムすると、爪が引っかかりにくくスムーズに弾けるというメリットがあります。

また、中指だとアタックが少し柔らかくなり、やさしい音が出せるようになります。

いきなり中指で弾くと難しいので、普段から練習しておくのがベスト。

少し柔らかい音がほしいなと思ったときに、中指でのストラムができると弾きやすくなります。

今井さんのライブを見ていると、確かに中指を多用して演奏していました。

ゴーストノートをうまく使うウラ技

難しいコードチェンジの場合、どうしても間に合わないことがありますよね。

図解すると以下の部分でコードチェンジが遅れてテンポがずれがちです。

そこで、この日のワークショップでは「ゴーストノートを使ってタイミングをとろう」と教わりました。

ここでいうゴーストノートは「何も押さえない開放弦を鳴らしてしまう」こと。

小節の最後の拍のウラをこれで弾いてしまいましょう

コードチェンジが間に合わないなら、チェンジする直前(だいたい小節の最後の拍の裏拍が多いですね)をゴーストノートでならしてしまいます。

赤枠で囲った所でゴーストノートを入れる

何も押さえないゴーストノートを鳴らしている間に、左手は次のコードを押さえる余裕ができます。

結果、小節の頭できちんと次のコードが弾けている…という仕組みです。

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これはかなり応用範囲が広いのではないかと思います。覚えておいてソンはないですね。

左手を自由に動かすための鍛錬フレーズ

また、普段から左手の動きを鍛える方法も1つ教えてもらいました。上のようなフレーズを一定のリズムで弾く練習方法です。

これは簡単そうでいて、やっていると腕がつりそうになる練習です。でも「どの部分がつりそう?」「どの部分が筋肉痛?」という点を意識すると、ムダな力が入っている部分を自己診断できます。

テレビを見ながらでもできる練習なので、ぜひ取り入れてみてください。

エンジンとハンドルをうまく使ってウクレレを弾く

こんな風に右手は一定のリズムを刻むエンジンで、左手が曲をコントロールするハンドルだ……と意識して練習してみると、これまでとはちょっと違った効果が出ると感じました。

今回のワークショップ(1時間半)は濃い内容で、他にもたくさんのコツや改善点を教わりました。

たいていのウクレレワークショップでは、このように、当日の参加者にあわせた指導をしてもらえます。

伸び悩んでいるな……という人はぜひ、自分に合ったワークショップを探してみてください。

ウクレレのワークショップの選び方

沖縄で人気のジョニーさん

僕が参加したことがあるワークショップは、山内アラニ雄喜さんと、ジョニー宜野湾さんの2つ。今回の今井さんのワークショップが3つめです。

アラニさんとジョニーさんのワークショップは、糸満ウクレレ部時代に自分たちで企画したものでした。内容は、

  • ハワイアンの大御所アラニさんにいろいろ聞く
  • 沖縄のスターであるジョニーさんを楽しく囲む

という感じだったので、今井さんのワークショップほどガチでうまくなる練習、という感じではありませんでした。

ひとくちにウクレレワークショップといっても、狙いやコンセプトは様々なので、自分に合ったものを選ぶのがベスト。講師の先生によって、身につくものがいろいろと変わってきます。

うまくなりたい。演奏の課題を解決したい、という場合は今井愛彦さんのレッスンは非常におすすめできると感じました。

教え方もすごく上手です。

ウクレレライフ協会と今井さんのウクレレ通信講座

実は、今井愛彦さんはウクレレライフ協会の会長をつとめています。ウクレレライフ協会は、ウクレレの普及や演奏技術・知識の普及を目指す団体で、検定も実施しています。

そして、ウクレレライフ協会とタイアップする形で、今井さんを講師としたウクレレ通信講座も組まれています。ヒューマンアカデミーの「たのまな」で申し込めます。

残念ながら現在「申込みを一時的に中止しています」とアナウンスされていますが、再開したらぜひ上記リンクをのぞいてみてください。

教え方がうまく、すっと入ってくる今井さんの講座なら、初心者がゼロからステップアップするのにも最適です。

  • この記事を書いた人

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なみのおと音楽教室を運営するアップライト合同会社のすちゃだら社長。高校の部活(ビッグバンドジャズ)でギターを始め、その後ウクレレに持ち替えました。記事監修はピアノ講師・のりこ先生にお願いしました。

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