ウクレレ初心者

中級者向けウクレレ教本おすすめガイド

2021年12月7日

ウクレレの教本はたくさんありますが、実はほとんどがビギナー向けです。少し弾ける人が「ソロに挑戦したい」「バンドを組みたい」といった場合の教本は少数派です。

しかし、なみのおと音楽教室では資料としていくつかの教本をストックしているので、その中から中級者向けのおすすめテキストを紹介していきます。

初心者向けウクレレ教本は、以下の記事で解説しています。

また、完全初心者からソロまでカバーする教材としては、ウクレレDVD講座(通信講座)がおすすめです。

ウクレレ通信講座は以下の記事で解説しています。

では、中級向けウクレレ教本、行ってみましょう。

基礎トレーニング系教本

比較的見つけやすいジャンルが「ウクレレの基礎トレ本」。しかし、意外とすぐに絶版になってしまう傾向があるので、欲しいと思った時に押さえておく必要があります。

買うとしたら、結局キヨシ小林さんの『ウクレレ・メソッド』になるのかなと思いますが、ハイテク志向の人であれば中村たかしさんの『誰かに聴かせたくなるウクレレ奏法』がいいかもしれません(絶版なので中古で探すことになります)。

『ウクレレ・メソッド』

キヨシ小林さんの「ウクレレ・メソッド」はサブタイトルに「各指のための効果的トレーニング・ブック」とある通り、左手指の基礎練を徹底解説した一冊です。

「これを全部やるのか」と思うと気が遠くなりますが、そうではなく、今の自分に必要なトレーニングを少しずつ続けるのがおすすめ。長年付き合うつもりでコツコツ続けていくと、知らない間に演奏がスムーズになっていきます。

2007年初版ですが現在でも新品が入手できる、息の長いタイトルです。

『誰かに聴かせたくなるウクレレ奏法』

これも名著だと思うのですが、残念ながら絶版で、中古でしか手に入りません(Amazonなどで買えます)。レベル的にはキヨシ小林さんの「ウクレレ・メソッド」よりも高度な内容で、「残響を残す」「語りかけるような演奏」などのコツを解説してくれます。

また、ハワイアン、ジャカソロ、スゥイング、ボサノバなどテーマごとの解説ページもあり、やりたい音楽ジャンルが決まっている人にもおすすめです。中村さんが作曲した美しい練習曲も魅力です。

中古ながらプレミア価格となっており、高いのが難点です。安くて6000円くらい、高いショップでは3万円以上で売られています。

『究極のウクレレ練習帳』

こちらも絶版ですが、なぜか中古が安くてお買い得感満載。内容的にはキヨシ小林さんと中村たかしさんの本のいいとこ取り的な感じです。ただ、いいとこ取り=中途半端感も否めません。

とはいえ、中級者が左手と右手の基礎練をしたい! という場合はしっかりおすすめできる内容です。ギタリストならみんなやってるクロマチック・トレーニングや、ハンマリングオン・プリングオフの鍛錬フレーズなどなど、基本テクニックのマスターに適しています。

送料込みでも1000円以下で買える事が多いのが魅力! コスパ高いです。

奏法・理論系教本

ウクレレに特化したコード理論や音楽理論の本は、おそらく出版されていません。しかし、ジャズウクレレのコンピングなど、ややマニアックなタイトルの書籍はありますし、かなり役に立ちます。

『ジャズ・ウクレレ・コンピング&コードソロ入門』

ウクレレでジャズ。それもかなりマニアックな奏法を解説してくれる、貴重すぎる一冊。解説はギタリストの浦田泰宏さんで、こういう方面にはかなり強い! と感じさせられます。

現在ジャズウクレレ、とくにコンピングを学ぼうと持ったら他に選択肢がないので、気になった人は買っておいてください。たぶん絶版になり、中古の値段が跳ね上がると予想されます。

欲をいえば松井朝敬さんがこのテーマで本を出版して欲しいです。聞いてますかー、松井さーん!

『ウクレレ・コード・バイブル』

キヨシ小林さんによるコードブック。1つのコードに対して最大7つのフォームが掲載されている、コード大辞典的な本です。後半には5つの基本フォームを指板上でずらしていきながら、さまざまなコードを弾く知識の解説も掲載されています。

携帯用のコードブックは、このサイト「大人のウクレレ入門」でダウンロードしておき、家置き用にこの本を買っておく! というのが最強です。

ギターの教本も使える可能性あり

ギターは演奏人口が多いせいか、うらやましいくらいたくさんの教程本・テキストが出版されています。

ギターの本をウクレレに応用する、ということも不可能ではないので、ここではウクレレにはないテーマのおすすめギター本を紹介してみたいと思います。

『ギタリストのためのリズム改善トレーニング』

絶対音感がなくても音楽は演奏できますが、リズム感がないとかなりヤバいことになりがちです。

ギタリスト(ウクレレも)は、ベースやドラムに比べると比較的リズムについて高い要求をされない傾向がありますが、それでも最低限のリズム感は必要です。

この本は最低限のリズム感を身につけるための効果的なトレーニングを解説してくれており、かなりおすすめできる一冊となっています。

古い本ですが、一応まだ新品が手に入るようです。

『TAB譜なしでも譜面が読めるようになる本』

この本にもお世話になりました。音価(音の長さ)の解説も詳しく書かれているので、TAB譜の読み方もしっかり身につきます。

絶版ですが、アマゾンで200円位で買えたりしますので、その値段であれば即買いです。

『ギター・メンテまるわかりBOOK』

これこそ本当は「ウクレレをテーマにして、誰か出版してくれないか!」といいたい本ですが、ないよりはあったほうがマシです。

エレキギターのメンテ本ですが、執筆があのESPなので、安定の良書です。ウクレレに応用できる知識も多く、暇な時に眺めておくと、ウクレレのコンディションがアップします。

楽器メンテナンス本として貴重
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僕が普段お世話になっているギター本といえばこのあたりでしょうか。あとは、技術解説でも、ボサノバやジャズをやりたい時は、どうしてもギター本に頼ることになってしまいます。

市民権を得つつあるウクレレですが、はやくギターに並ぶメジャー楽器となり、今以上に教本類が充実して欲しいと願っています。

  • この記事を書いた人

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なみのおと音楽教室を運営するアップライト合同会社のすちゃだら社長。高校の部活(ビッグバンドジャズ)でギターを始め、その後ウクレレに持ち替えました。記事監修はピアノ講師・のりこ先生にお願いしました。

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