ウクレレ初心者

ウクレレのコード「C7」の押さえ方とハイコードなど応用編まとめ

2022年5月9日

ウクレレのC7のダイヤグラム

ウクレレのコードC7の押さえ方は簡単です。

C7の押さえ方
C7の押さえ方

左手の人差し指で、1弦の1フレットを押さえます。

この記事では、さらに詳しいC7の押さえ方と、ハイコードなど応用編の知識を解説しています。

この記事は、156種類のコードを掲載したウクレレコード表と押さえ方解説記事の補足記事として作成しています。

C7の押さえ方とハイコードの弾き方

C7の押さえ方を別角度から

C7は人差し指1本で押さえるかんたんなコードなのですが、もし「いい音が鳴らない]という時は、以下の2点を確認してみてください。

  1. 人さし指を寝かせるのではなく、第一関節をしっかり立てる
  2. ウクレレボディ側のフレットぎわを押さえる

人差し指に限らず、弦を押さえる左手の指は、すべて第一関節を曲げて指板に対して立てるようにします。

これは、隣の弦に触ってしまうのをふせいで、きれいな音を鳴らすためです。

フレットの近くを押さえた方がいい音が出る

また、フレットとフレットの間のどこを押さえても、音は鳴るといえば鳴るのですが……できればボディー寄りのフレット際を押さえてください。また、力を入れすぎるのではなく、リラックスして、軽めの力で押さえた方が正しい音が鳴らせます。

この点に注目すると、よりいい音でウクレレを弾くことができます。

C7のバリエーション(ハイコード)

C7には他の押さえ方もあり、楽曲によってはそちらを使う事もあります。といっても、最初は「そんなものもあるんだ」と、一応頭の片隅に置いておけばOK。必要に迫られたら覚えましょう。

C7ダイヤグラム

C7ハイコードのダイヤグラム

C7の押さえ方

C7ハイコードの押さえ方

これはC7の別の押さえ方で、ハイコードと呼ばれます。

一番上で紹介した、人差し指1本で押さえるC7は「オープンコード」または「ローコード」といいます。オープンコードとは、開放弦(何も押さえない弦)の音が含まれたコードです。

それに対して、ハイコードはすべての弦を押さえていて、高いポジションで弾くコードを指します。

ハイポジションとローポジション

一般的にはオープンコード(ローコード)のほうが弾きやすいのですが、中には「ハイコードの方がまだ弾きやすい」というコードもあります。

Dm7ローコード

Dm7のダイヤグラム

Dm7ハイコード

Dm7のハイコードのダイヤグラム

上の図のように、ローコードのDm7はけっこう押さえにくいのですが、ハイコードだとすごく簡単に押さえられます。

そこで、余力があればC7のハイコードも練習しておくことをおすすめします。ハイコードに慣れておくと、応用力がアップするからです。

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なみのおと音楽教室を運営するアップライト合同会社のすちゃだら社長。高校の部活(ビッグバンドジャズ)でギターを始め、その後ウクレレに持ち替えました。記事監修はピアノ講師・のりこ先生にお願いしました。

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