ウクレレ初心者

ウクレレは独学できます!しかし練習方法が間違っていると挫折の危険も……

2021年10月4日

hide
実は僕自身、中学時代に買ったウクレレで挫折した経験があります。

しかし高校時代の部活でギターとウクレレを弾けるようになりました。

中学時代になくて、高校時代にあったものは……

  1. 買うべき楽器を教えてもらえた
  2. 正しい練習のしかたを教えてもらえた
  3. 不明点を質問できる先輩がいた

この3つでした。

この記事では3つのポイントを押さえて独学を成功させる方法を考えていきます。

フェンダー社の調査では、3か月と1年の節目が挫折しやすい時期だそうです。

ウクレレは独学できる!ただしコツを押さえる必要あり

楽器メーカー大手のフェンダー社(アメリカ)の調査によって、3か月で挫折する楽器初心者が多いことがわかっています。

つまり最初の3か月をしっかり乗り越えるのが、ウクレレ独学を成功させる重要ポイントです。

この記事ではウクレレを独学する人が最初の3か月を乗り越えて、好きな曲を自由に演奏できる方法を考えていきます。

hide
僕の身の回りは、ほぼ全員独学派です。

ウクレレは楽器の中では敷居が低く、誰でも音を出すことができます。ギターに比べると力もいらないので、子どもや女性にもやさしい楽器です。

しかし、本格的で難しい演奏もできてしまうため、そこに気付かないと独学が失敗する可能性がでてきます。

また、冒頭で説明した通り、楽器の独学では最初の3か月が特に鬼門で、ここで挫折する人が多い点に注意が必要です。

hide
ウクレレは独学できるけど、ポイントを押さえる必要があるということですね。

Study: 90% Of New Guitarists Abandon The Instrument Within A Year Of Starting

ウクレレ独学が成功する条件・失敗する理由

フェンダー社の調査による

ではウクレレの独学が成功する条件は何でしょうか?

冒頭に書いたとおり、ポイントは3つあります。

  1. ちゃんとしたウクレレ(楽器としての基本性能)
  2. わかりやすい教則本・テキスト
  3. わからない時質問できる人かQ&A付き教材

とくに楽器未経験の人であれば、練習しているうちに必ず疑問点が出ます

そんな時、身近に相談できる人や、教えてくれる先輩がいれば挫折の心配がなくなります。

もし身近にウクレレについて教えてくれる人がいない場合は、質問に回答してもらえるウクレレ通信講座を選ぶと安心です。

それを踏まえて、

  1. まずはしっかりしたウクレレを選ぶ
  2. 自分にあった教材を選ぶ

の2点から考えていきましょう。

POINT 1 失敗しないウクレレの選び方

ウクレレを価格で仕分けすると、ざっくり次のようなイメージになります。

国産でしっかりしたウクレレ2万円以上
外国産で一定の性能のウクレレ1万円以上
外国産でギリギリ「あり」なウクレレ7,000円以上

今おこづかいが厳しかったとしても、最低7,000円以上の予算を確保してほしいと思います。

hide
2万円ほど用意すれば、国産ウクレレに手が届きます。本音をいえばこのクラスが狙い目です。

もっと安いウクレレの中にも、いい楽器があるかもしれませんが、それを見つけるのは至難の業です。

初心者のウクレレ選びについて、詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひ参照してみてください。

可能であれば予算を2万円ほど確保して、国産で最安クラスのFamous FS-1Gを検討してみてください。

メイド・イン・ジャパン最安のお得感
¥20,240 (2022/02/17 15:35時点 | Amazon調べ)

Famous FS-1という機種の方がさらに安いですが、避けた方が無難です。

POINT 2 ウクレレの教則本・教材の選び方は?

ウクレレの教則本を選ぶ時は、楽器経験や環境によって切り分けるのが確実です。

教えてくれる人がいる市販の教則本でOK
楽器経験があり楽譜が読める
教えてくれる人がいない質問に回答してもらえる通信講座が安心
楽器経験がない

このように切り分けて考え、いちばん挫折しやすい最初の3か月を乗り切れば、あとは弾きたいジャンルの曲を演奏しながら上達していけるはずです。

楽器経験者なら「はじめよう!ウクレレ」がおすすめ

ウクレレ歴10年を超えてもたまに参照しています

「はじめよう!ウクレレ」は、次々に新しい教本が現れて消えていく出版市場で、2005年からずっと販売されている定番の名著です。

ウクレレの持ち方やチューニングといった基本からスタートして、「星に願いを」「花」などのソロ弾きまでをカバーしています。

進み方が速いので、楽器経験者でないとついていくのがしんどいですが、がんばって練習する価値は十分以上にあります。

また、練習曲はすべてキヨシ小林さんによる美しいアレンジ。いい曲を弾くとモチベーションが上がり、練習が進むメリットも感じられます。

キヨシ小林著
¥1,760 (2021/08/30 15:39時点 | Amazon調べ)

その他、ウクレレの教本・テキストに関して、詳しくは以下の記事で解説しています。

POINT 3 楽器未経験で教えてくれる人がいない場合は通信講座

楽器経験がない場合(とくに身の回りに教えてくれる人がいない場合)は、質疑応答ができるウクレレ通信講座を選ぶのが確実です。

現在日本で受講可能な通信講座を調べていくと、約半数の講座で「不明点を質問し、教えてもらえる」という仕組みがありました。

このような「わからない点を質問し、疑問を残さない」という教材であれば、楽器演奏に自信がない人でも確実に3か月間の基本練習を終えて、挫折せずにウクレレを続けることができます。

通信講座について、詳しくは以下の記事で解説しています。

では「ウクレレを独学するメリット」とは?

hide
僕自身ウクレレは独学で練習してきました。近くに教室がなかったからです。

実は10~15年ほど前には、ウクレレを教えてくれる教室はあまり多くありませんでした。この頃ウクレレを始めた人は、「独学があたりまえ」という感覚だったと思います。

現在は、ウクレレ人口が急増し、通える範囲で教室が見つかることも普通です。

しかしウクレレ教室は「急速に増えた」ため、講師の質が一定しないというデメリットがあります。

ウクレレを独学するメリット・デメリット

ウクレレを独学するメリット・デメリットは人によって若干違いがあります。

楽器経験あり楽器経験なし
独学のメリットお金がかからない
自分のペースで練習できる
独学のデメリット細かい奏法などが習得しにくい「わからない」ことが原因で挫折しやすい
おすすめの独学方法完全独学も可能。時々ワークショップで教わればベスト不明点を質問できるタイプの通信講座がベスト
楽器経験がある人は?

ある程度楽譜が読める楽器経験者であれば、ウクレレの独学にほとんどデメリットはありません。

唯一気になるのは「運指」など奏法部分で不明点が出た場合。これを解決するなら、ワークショップがおすすめです。

ウクレレのワークショップでは、好きな先生に単発のレッスンをお願いすることができます。ウクレレのワークショップに参加した時のレビュー記事もぜひ参照してみてください。

楽器未経験の人は!?

楽器未経験の人にとっては「初心者にやさしい楽器」といわれるウクレレでも、たくさんのカベが待ち受けているはずです。

そこで、「誰かに不明点を質問できる」「疑問点をきちんと解決できる」教材を選び、挫折の心配をなくすことをおすすめします。

通信講座にはサポートがしっかりしていて「なんでも質問できる」ものと、「質問不可」のものがありますその点の見極めが大切です。

では「教室に通うのがいいか、通信講座で独学するのがいいか?」ですが、最初の3か月に限っていえば、「通信講座で独学するのがベスト」だといえます。

ウクレレ教室に通う人も通信講座からスタート

ウクレレ教室に通うべきか、通信講座でいいのか? 迷った時も、最初の3か月を通信講座で練習するのがおすすめです。

その理由は、ウクレレ教室と通信講座のメリット・デメリットを比べるとわかります。

ウクレレ教室通信講座
個別カリキュラム可能不可
講師の質バラバラで判断が難しい安定して高い
価格一般にコストは高いある程度かかるが教室より安い

先ほども述べたように、ウクレレ教室はここ10年くらいで急速に増えてきました。そのため、「趣味でウクレレを数年弾いて講師になりました」という人もいます(これは普通にいます)。

また、ピアノ教室であればほとんどの場合、音大を出た講師が教えてくれます。ところが現在、音大を出たウクレレ講師は少数派です。

hide
ウクレレ教室を選ぶということは、講師のレベルを判断する事だといえます。

しかし、初心者が自信を持ってウクレレ講師のレベルを判断するのはムリがあります。

その点、ウクレレの通信講座であれば、古川忠義さん、勝誠二さん、今井愛彦さんなど有名な先生に学ぶことができるのが大きなメリットです。

ウクレレ教室と通信講座で教わる内容は同じ

ウクレレ教室なら個人にあったカリキュラムを組んでもらうことも可能ですが、それはある程度弾けるようになった人の話です。

ウクレレ通信講座は、確かにみんなと同じカリキュラムで学び、オーダーメイドできません。

しかし、最初の3か月間は練習すべきことがはっきりしており、決まったカリキュラムで練習した方が効率的です。

そう考えると、まったくの初心者であれば、①価格も安く、②講師の質・教材の質が高く、③3か月でしっかり上達させてくれる、ウクレレ通信講座が有利だといえます。

教室に通うとしても、ウクレレの通信講座をしっかり修了した後がおすすめです。

最初の3か月、しっかり練習できるおすすめ教材は?

そこで、よほど信頼できるウクレレ教室が身近にある場合を除けば、最初の3か月はウクレレ通信講座で練習しましょう。

講座講師
質問への回答がしっかりもらえる古川先生のウクレレ講座古川忠義先生
ヒューマンアカデミー「たのまな」今井愛彦先生
格安なのにサポート付きゲインミュージック浦田泰宏先生

楽器未経験の人におすすめするとしたら、上記3つの講座があげられます。特に古川先生と今井先生は教え方が上手で、目からウロコの指摘をしてもらえます。

hide
古川先生の講座は講座修了後もサポートしてもらえるという神対応なので安心できます。

ウクレレ通信講座について、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

最初の3か月を良質な通信講座でしっかりと練習し、その後「独学を続けるか、ウクレレ教室に通うか」を判断するのが確実な練習方法です。

最初の3か月の練習を終えた時、自分は独学で練習を続けられるかな? という判断ができるようになっています。

ウクレレはどれくらいで独学できる?

どれくらいで弾き語りができたかの回答

しかし、3か月間ウクレレの通信講座で練習して、本当に弾けるようになるのでしょうか?

当社で実施したアンケート調査の結果、65.7%の人が「1か月以内に弾き語りができた」とわかりました。

そこから1~2か月である程度コードを演奏できるようになる(弾き語りできる)ようになるはずです。

hide
実はこれ、ほとんどのウクレレ通信講座の進み方と一致しています。

アンケート結果やウクレレ教材のカリキュラムから、ウクレレの標準的な独学ペースをまとめると、次のようになります。


  • ~1週間

    ウクレレの基本を学び、1曲目をマスター。


  • ~1か月

    簡単な曲なら弾き語りができるようになる。


  • ~2か月

    少し難しい曲の弾き語りに挑戦。かなり自由に弾けるようになる。


  • ~3か月

    ソロ弾きに挑戦し、簡単な曲をソロで演奏できるようになる。


アンケート調査結果と照らし合わせても、多くのウクレレ通信講座が想定している「1~3か月でマスター」というスケジュールは、理にかなったものだとわかります。

特に古川先生のウクレレ通信講座は、アンケート結果とばっちり一致しています。これは古川先生の豊富な指導経験から、ベストな練習のペースを踏まえて教材を作っているからだと考えられます。

まとめと自己チェック用チャート

AタイプBタイプCタイプ
独学可能度完全独学も可能一応独学可能教材を慎重に選びたい
おすすめ教材良質なテキストでOKできれば通信講座。がんばればテキストで独学も可能「質問に答えてもらえる」よい通信講座を選びたい

ここまでの記事内容をチャートと表にまとめました。

ただ、楽器経験者とひとくくりにしても、経験の度合いはさまざま。そこで、「自分は楽器経験があるけど、独学できるか心配だな」と思う人は、以下の記事を読みながら1曲弾いてみてはどうでしょう?

この記事でさらっと練習してみて独学で練習できそうなら、通信講座を選ぶ必要はないと思います。

hide
現在日本で受講できるウクレレ通信講座はすべて、楽器未経験の人の独学を想定しています。

楽器経験者にとって「そこは知ってるよ」となる部分も多いため、むしろ完全独学の方が効率がよさそう。そして、わからない点だけをワークショップで教わる、というスタイルが効果的です。

ワークショップはピンポイントで興味がある奏法を教わることができ、またいろんな先生の意見を聞くことができます。

単発なので価格も安く(数千円のことが多いです)、かなりコスパが高いので、自分にあった講座を探してみてください。

今気になっているのは鈴木智貴さんのオンラインワークショップ。いつか受講してみたいと思っているので、チャンスがあれば改めてレビューします。

楽器未経験の人も心配ありません

楽器未経験の人がウクレレに挑戦すると、「わからない」という場面がいくつも出てきます。その時、疑問をしっかりと解決してくれる通信講座を選んでおけば確実にステップアップすることができます。

通信講座の選び方は別記事でがっちり解説していますが、まずは、

  1. わかりやすい
  2. 講師の質が高い
  3. メールでもLINEでも質問できる

という点を評価して、古川先生のウクレレ講座をおすすめします。

価格は約3万円で、3か月の講座です。1か月あたり1万円で、確実に上手くなれると考えると、コスパも高いです。

hide
メールやLINEで1度も質問しなかったら割高になってしまうので、不明点はしっかり解決することが前提です。

楽器を持っていない人向けの楽器セットもあり、Famous FS-1GかKALA KA-15Sが選べます。楽器の選択も、納得の定番機種を選んでいるようです。

この講座とやる気さえあれば、3か月でウクレレが弾けるようになっているはずです。

hide
その時また、このサイトでお会いしましょう!

「大人のウクレレ入門」では、その間にも、無料楽譜や奏法のヒントをどんどん掲載していきます。

3か月後にまた見てもらえれば、新しい発見があるかもしれませんよ!


参考文献

GUITAR ISN’T DEAD: RESEARCH SHOWS LEARNING TO PLAY HELPS US LIVE BETTER LIVES
https://spotlight.fender.com/newsroom/news/654

  • この記事を書いた人

hide

なみのおと音楽教室を運営するアップライト合同会社のすちゃだら社長。高校の部活(ビッグバンドジャズ)でギターを始め、その後ウクレレに持ち替えました。記事監修はピアノ講師・のりこ先生にお願いしました。

-ウクレレ初心者