ウクレレと用具

後悔しないウクレレの選び方。予算1~5万円で最高の楽器を探す!

2022年12月2日

高ければいいわけじゃない! 理想のウクレレの選び方

上の動画で比較しているのは、どちらも筆者のウクレレです。価格は右のフジゲンが約8万円、左のLeho(レホ)が2万円ほど。木材はハワイアンコアとスプルースというぜんぜん違うものです。

しかしこの2本のウクレレ、かなり似た方向性のサウンドです。演奏のしやすさもいい勝負です。

ピアノの先生でも迷います

この2本のウクレレを、なみのおと音楽教室ののりこ先生に目を閉じて聴いてもらいました。単音でも、コード演奏でも「似ている!」が答えでした。

高い木材でなくてもいいウクレレは作れる、ということは間違いなくいえます。つまり、低価格帯モデルの中ににも理想のウクレレは見つかるということです。

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その意味では、日本が誇るフジゲンのPupukeaあたりは狙い目ですね!

この記事では予算5万円以内でいいウクレレを探す方法を考えていきます!

ウクレレ初心者ならソプラノサイズが第一候補

ウクレレのサイズの違い

チューニングが異なるバリトンをのぞくと、ウクレレには主に3つのサイズがあります。

一番スタンダードな「ソプラノ」サイズ

左端がソプラノ

一番小さいサイズで、スタンダードサイズとも呼ばれます。ハワイアンで昔から伴奏楽器として使われてきたのが、このソプラノ。コードで伴奏するのに適しています。

ウクレレらしさを感じるかわいいサイズですが、その割に多彩な楽曲を演奏できます。最終的には「1本は手元に置いておきたい」と感じる基本のウクレレです。

伴奏や弾き語りを練習するならソプラノがベスト

ソプラノサイズのLeho

初心者がソプラノサイズを選ぶメリットは以下の3点です。

  • 最初はコードを弾くのでソプラノが適している
  • ソプラノはたくさん流通していて価格もお手頃
  • 初心者セットはほとんどソプラノサイズで組まれている

ソプラノサイズは別名「スタンダードサイズ」とも呼ばれ、ハワイアンの伴奏楽器として長く演奏されてきました。弾き語りを中心に、ソロも少し弾いてみる感じならソプラノサイズがベストです。

あえて1本選ぶなら、メイド・イン・ジャパンなのに2万円くらいで買えるFamous FS-1Gがおすすめです。

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たとえばウクレレ通信講座にセットされる楽器も、すべてソプラノサイズです。そこからも「初心者が普通に選ぶならソプラノ」ということがいえるでしょう。

ウクレレ通信講座については、以下の記事で詳しく解説しています。

ソロを弾くなら「コンサート」サイズ

中央がコンサート

コンサートはソプラノよりひと回り大きいサイズ。フレットの数が多いので、表現できる音域が広がります。そのため、ソロ演奏に適した楽器といえます。

ギター経験者であれば、コンサートサイズからスタートするのもおすすめです。

1~5万円の低価格帯でコンサートウクレレを探すとしたら、トップにスプルース単板を使っているものに注目してください。比較的安価な材でありながら、伝統的にギターに多用されるスプルースなら、ウクレレのトップに使ってもいい音が鳴ります。シャープで透明感のある音質は現代的なウクレレサウンドに響きます。

スプルース単板トップでいい音が鳴ります
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小柄な女性でも「コンサートサイズだと大きすぎる」という心配はありません。その点は安心して選んでください。

「テナー」サイズを選ぶと後悔の危険も?

右端がテナー

テナーサイズについてはおすすめしない理由が2つあります。

  1. さすがに大きく感じる
  2. 流通量が少なく選べない

まず①の「大きく感じる」という点。ソプラノからコンサートサイズに持ち替えても「ちょっと大きくなったな」という感覚ですが、コンサートからテナーに持ち替えると「でかっ!」という感じがします。

ギタリストがウクレレをはじめるなら、テナーのほうが違和感がないかもしれません。しかし、未経験からスタートするならソプラノかコンサートがおすすめです。

もうひとつの「流通量が少ない」という点も気になります。ほしいウクレレのテナーサイズだけが在庫していない…ということもよくありますし、流通量が少ないことで割高になってしまう傾向があります。

そこで、最初の1本にはソプラノかコンサート(とくにソプラノ)をおすすめします。

最初の1本を予算1~4万円で選ぶなら、以下の記事もおすすめです。

関連記事ウクレレ「最初の一本」は1~4万円のソプラノがベスト。おすすめ機種と理由は?

続きを見る

2本目のウクレレは「カタログ情報」もしっかり確認して選ぶ

1本目のウクレレは「誰かのおすすめ」で判断してもぜんぜんいいと思います。しかし、2本目のウクレレを買う時には「こんな音色がいい」「これがしたい」という希望や目標が見えているはず。

そんな時、希望通りのウクレレを探すには「カタログに書かれている内容を読める」ことが大前提になります。

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といっても、いくつかポイントを押さえれば大丈夫です。

トップの木材は単板か合板か?

スプルース単板のトップ

ウクレレの表面の板を、トップと呼んだりサウンドボードと呼んだりします。海外ではトーンウッドと呼ばれることもあるのですが、その名の通り、ウクレレのトーン(音色)を決める重要なパーツです。

ここに単板(一枚板)を使っているか合板を使っているかはぜひ見ておきましょう。

たとえば「マホガニー」とだけ書かれているのは、だいたい合板です。「マホガニー単板」または「ソリッドマホガニー」と書かれていたら、それは一枚板です。

安いのに単板を使っているのは、たとえば島村楽器のHanalei。HUK-80というモデルは税・送料込8980円なのに、マホガニーの単板を使っています。島村楽器店頭で「ご自由に演奏してください」と設置していることがありますが、弾いてみるとよくできています。演奏性が高く、音もかなりハイレベルです。

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このところ楽器用合板の性能が上がっているので、実は合板のモデルでもサウンド的には遜色がない場合もあります。しかし安くても単板を使うというメーカーの心意気は大切です。

記事内でジャンプトップの木材によるサウンドの違いは少し下で解説しています。

指板の木材は何か?

ローズウッドの指板

指板はウクレレの弦を押さえる部分の板のこと。安いモデルでは、そもそもカタログに指板の木材が明記されていません。1万円くらいのウクレレなら、むしろ書いてあるだけで合格です。

高級なウクレレではエボニー(黒檀)などが使われますが、低価格帯であればローズウッド(紫檀)が最上級。ウォールナットやパーフェローが使われていたら十分立派です。数千円のウクレレではTech Wood(テックウッド)が使われていたりしますが、それでも何も書かれていないウクレレよりいいと判断できます。

ペグのメーカーや機種名は記載されているか?

GROVERの普及モデル

ペグについても、安いウクレレでは未記載の場合が多く、書いてあるだけで立派です。

ペグの有名ブランドとしてはGOTOHとGROVERがあげられますが、どちらかというとGOTOHのほうがより高価なパーツが多く、低価格帯ウクレレではGROVERでも充分歓迎できます。

SCHALLER(シャーラー)というブランドも名門ですが、低価格帯ウクレレにはほとんど使われていません。

KALAやEnyaウクレレの場合は、未記載でも心配ありません。自社ブランドのペグを使っているからです。KALAは一部モデルでGraph Techのペグを使っているはずですが、これも安心して使用できます。

カタログやネットの商品紹介によっては、ペグのことを「チューナー」と表記する場合があります。「マシンヘッド」というのもペグのことです。

フレットの数はいくつあるか?

ソロを弾くならフレット数も確認

コード伴奏する分には気にしなくてもOKですが、ソロ演奏もする場合はフレット数を確認しておきましょう。

なみのおと音楽教室にあるコンサートウクレレで一番フレット数が少ないものは16フレット、多いものは20フレットです。16フレットだと3弦のド(いちばん低い音)から数えて2オクターブ上のド#までしか出ませんが、20フレットだとミ#までいけます。

16フレットと20フレットの音の違い

コンサートサイズ以上でソロを弾くなら、少なくとも18フレットは欲しいかなと思います。

一応、弦の種類も見ておく

Aquilaのフロロカーボン弦

弦の種類は大きくわけて、ナイロン、フロロカーボン、ナイルガットの3つ。それぞれ次の表のような特徴があります。

ナイロン弦コロンとしたかわいい音色で、最もウクレレらしいサウンドといえます。柔らかく押さえやすいのも特徴
フロロカーボン弦ナイロン弦よりも抜けがよくメリハリのある音色です。ハワイアン以外の楽曲ならフロロがおすすめ
ナイルガット弦昔のガット(動物の腸)弦をナイロン素材で再現した弦。音が大きく意外とシャープなサウンドです

弦は張り替えられるのでそこまで深く気にする必要はありませんが、一応見ておいてもよいと思います。

ネックはワンピースか?

ネックの接合部(Famous FS-1)

低価格帯ウクレレのネックは1本の木でできているように見えて、実は2~3本の木材を接着して接いでいます。高級ウクレレでは1本の木から削り出すものが多数派です。

ところが、格安であってもネックを継いでいない良心的なモデルも存在します。

もし店頭でウクレレを見る機会があれば、こういう部分をチェックしてみてください。メーカーの姿勢やそのモデルにかける意気込みが伝わってきます。

たとえば、筆者のLehoは2万円という低価格にもかかわらずネックはワンピースです(ヒールブロックのみ継いであります)。ブランド初期のモデルなので、力が入っていたのだと考えています。音に直接影響しなくてもメーカーの気持ちが伝わってくる部分です。

ウクレレの木材についての基礎知識

ウクレレの木材はサウンドを左右する最重要項目だ……といわれます。確かにサウンドに影響するのですが、実際には、

工場の技術力 > 木材

だと感じます。同じ木材を使っても、工場が違うと別物のサウンドになるからです。

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音に影響する要素は複合的に考える必要がありそうです。

つまり、ウクレレは木材だけで決まらないし、弦だけで決まらないし、工場の技術力だけで決まるわけでもありません。

ウクレレのサウンドは、いろんな要素で決まります。

それを前提に、ウクレレの音色に一定の方向性を与えてくれる「木材」を見ていきましょう。

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ここでは特にトップ(サウンドボード)に使われる木材を解説します。また「木材がすべてではない」というのは重要なポイントです。

コア

ハワイアンコア

5万円以下のウクレレには使えない高価な材です。最近は、コアによく似たアカシアが「アカシアコア」と称して使用されています。

ただ、コア(アカシア)は一般にいわれているほど「ころころした明るいサウンド」ではなく、工場次第で明るくも、重くもなります。

傾向としてはオールマイティーで、コード伴奏、ソロ演奏、アンサンブルのすべてに適していると感じます。

ただし、5万円以下で「ハワイアンコア」を名乗っているウクレレは怪しいので避けましょう。「アカシア」と書かれていればまだOK。

マホガニー

マホガニー(合板)

ウクレレにおいて最も無難な材で、安価ながら優秀です。コアやスプルースに比べると明るく、やや甘めのサウンドですが、技術力のある工場で作ると抜けのいいメリハリのある音色になります。

2万円のウクレレでもマホガニーの単板を使っていると「がんばってるな!」と感じます。

19世紀にマーチンがウクレレを作った時、最初に採用したスプルースが不評でマホガニーに変更したそうです。マホガニーのウクレレは好評を博し、いまも作り続けられています。

スプルース

スプルース

アコースティックギターのトップによく使われる木材で、サイド&バックにローズウッドやハカランダなどの硬い木材を組み合わせます。

規則的に整った木目のおかげでサスティーンが長く、音が減衰しにくいのが特長です。レスポンスが速く、抜けがよく、音の輪郭もはっきりしています。

筆者は低価格帯のウクレレなら「スプルース単板トップが最強」と考えています。昔から楽器製造に使われてきた上に、価格も比較的安いからです。

大木裕子氏の論文に「ウクレレは基本的にフラメンコギターの縮小版といってよい」と書かれています。ギターでよく使われるスプルースがウクレレにも適している根拠といえるでしょう。

メイプル

アコギでもエレキギターでも使用される木材で、硬く耐久性があるため、指板に使われることもあります。

タカハシウクレレさんのサイトで「製作家としては、とても扱いが難しい材です(苦笑)」と書かれている通り、ウクレレではややマイナーな存在です。

低価格帯のウクレレに限って考えると、メイプルは合板を使うケースがほとんどです。合板の場合、そこまで極端に詰まった音にはなりにくいですが、サスティーンは短めです。

マンゴー

マンゴー(合板)

かなり柔らかい材で、黄色みがかった独特の色合いと、目を引く色むらが特徴です。「コアやマホガニーより甘いサウンド」と、よく言われますが、甘さの中にきらびやかさがひそんでいる感じの音色です。ガツンと弾くとガツンとしたサウンドが返ってくるあたりは、バンドでの演奏にも向いています。

マンゴーはメイプル以上に見た目のインパクトが大きく「2本目なら持っててもいいなぁ」と思わせるルックスです。

低価格帯でもいい仕事をするブランド6選

ここまでは後悔しないウクレレの「選び方」を解説してきました。この後はおすすめブランドの「特徴」と、とくにおすすめしたいモデルの「長所」をピックアップしていきます。

どのウクレレを選ぶ場合でも、理想は店頭で試奏してから買うこと。しかし、身近にウクレレショップがない場合や、そもそもまだウクレレが弾けないという場合はネットで購入することになるでしょう。

その場合は、楽天市場に出店している有名楽器店で購入してください。

  1. 定評あるブランドのモデルを揃えている
  2. 検品体勢がしっかりしていて安心できる
  3. 商品説明に知りたいことが書かれている

といった点で安心できます。

Amazonでもウクレレは買えるのですが、今は玉石混交すぎてカオスな状況になっています。重量などは大半が間違っており、ほとんどあてになりません。

以下の解説では、極力楽天(とYahoo!ショッピング)の優良楽器店にリンクするようにしました。また、その中でも価格が安いところを探しています。

Leho(レホ)

2010年代初頭に生まれた新しいハワイアンブランドですが、低価格帯でいいウクレレを販売しています。値段の割に上質な木材を使っていますし、中国製造とはいえていねいに仕上げられています。

おすすめを1本あげるとしたら3万円台前半で買えるリミテッドモデルのFish(コンサートサイズ)。うちではLow-G用として活躍していますが、この値段でボディはすべてピンカドという硬い木材の単板。ネックこそナトー材を使っていますが、フィンガーボードはローズウッドです。

音量はないもののややギターっぽい深みのある音色で、短調のソロに激推しです。演歌やブルースにもハマります。

個性的なルックスと深みのあるサウンドが魅力
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Fujigen(フジゲン)

日本が誇るギターファクトリーFujigen。1980年代にフェンダー社のコピーモデル(海賊版)を作っていたところ、アメリカ本国のフェンダー社から「フェンダージャパン設立を認められた」というエピソードは有名です(後に星野楽器に株式譲渡)。

世界レベルの製造技術を誇るFujigenの低価格ラインPupukeaは、まさにコスパの塊。この価格でボディーはすべてマホガニー単板で、ネックもマホガニー、指板はローズウッドを使っています。ペグはGOTOHの1P12-05MABで、おまけにサドルにはイントネーション調整あり。しかも世界屈指の工場で製造。これで音が悪いはずはないでしょう

筆者の友人がPupukeaを2本愛用していますが、マホガニーの甘い感じは残しつつ、シャープかつ深みのある音色が印象に残ります。特にソプラノモデルを弾き語り用として推します。

Yahoo!ショッピングのほうがちょっと安いのでおすすめ
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もう1つおすすめするとしたら、Fujigen自身の名前を冠したFGN(Fujigen)FUS-TC。コンサートサイズを狙うなら、このウクレレをおすすめします。筆者も長年使っているウクレレですが、ハワイアンコアなのにまるでスプルースのようにレスポンスのいい音の立ち上がりが魅力です。しかも深みがあるサウンドはゴージャスに聞こえます。一般的にいわれるコアの「からっと明るい音」ではなく、ギターのように豊かなサウンドを目指しているのだと感じます。

楽器としての精度が高く深みのあるサウンドが魅力
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KALA(カラ)

2005年にカリフォルニア州ペタルーマの小さな工場からスタートしたKALAは、わずか数年で世界のトップブランドに成長。西海岸から逆輸入される形でハワイアンにも人気を博しています。

ブランドを牽引した人気モデルKA-15はいまだに「初心者ならコレ」といわれる超定番モデルとなっています。また、早い時期からさまざまな木材を採用し、パシフィックウォールナット、エキゾチックエボニー、ストライプエボニーなどを使った印象的なウクレレが話題となりました。

なかでもおすすめは、ジリコテという硬くて比重が重い材をつかったzctというモデル。音量は小さいのでソロには向きませんが、コードを弾いた時の深みのあるサウンドは印象的です。何より、チャコールグレーのインパクトある見た目が印象に残ります

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Fender(フェンダー)

ストラトキャスターやテレキャスターなどのギターで有名なFender社がウクレレを作り始めた当初は、かなり雑でがっかりする造りでした。ところが数年の間にクオリティーを上げ、現在は有名なアーティストが多数使用するまでになっています。

おすすめを1本あげるとしたら、グレース・ヴァンダーウォールのシグネチャーモデル"Moonlight"。弾き語り中心に幅広く使える楽器です。

グレースらしさを詰め込んだソプラノウクレレ
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グレース自身は他のモデルを使っていますが、彼女が「一番使ってほしいウクレレはMoonlight」と述べているとおり、グレースらしさが各所に詰め込まれています。バンドでボーカルを取る女性などに、特におすすめできるモデルです。

Famous(フェイマス)

メイド・イン・ジャパン最安ブランド。しかしウクレレがまったく売れなくなった1980年代にも細々とウクレレを作り続け、信念を貫いたブランドでもあります。

技術力ではフジゲンやアストリアスにおよばないものの「2万円ちょっとで国産のウクレレが買える」というバリュー感は、他のメーカーにはマネのできないインパクトがあります。Famousは一番安いFS-1Gにこそ価値があると感じます。

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aNuenue(アヌエヌエ)

ハワイ語で虹を意味する「アヌエヌエ」というブランド名ですが、台湾に拠点を置くメーカーです。2007年にブランドを立ち上げ、日本に入ってきたのは2010年頃でした。

筆者が買った最初のaNuenueは初代PapaⅡ(コンサートサイズ)ですが、その演奏性の高さはバツグンでした。御茶ノ水の楽器店で見かけて9800円で購入したのですが、その価格でGROVERのペグを採用していることにも驚きました。音量は小さめでしたが、それをおぎなうメリットがありました。

その後Papaシリーズは木材を単板にするなど仕様を大幅に改良し、価格も上昇しています。

現在も、aNuenueは価格以上のウクレレをラインナップしています。弾きやすいソロ用エントリーモデルを探しているなら、Makani II(コンサートサイズ)がおすすめです。サペリ材ですがトップは単板で、フィンガーボードはローズウッド、ギアペグはオリジナルペグを採用しています。

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参考文献

いちむらまさき(2016年)『できるゼロからはじめるウクレレ超入門』リット-ミュージック.
カイマナ佐藤(2008年)『大人のウクレレ初歩の初歩入門』ドレミ楽譜出版社.
大木裕子(2011年)「弦楽器製作のイノベーションに関する一考察」,『尚美学園大学芸術情報学部紀要』第19号.

  • この記事を書いた人

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なみのおと音楽教室を運営するアップライト合同会社のすちゃだら社長。高校の部活(ビッグバンドジャズ)でギターを始め、その後ウクレレに持ち替えました。記事監修はピアノ講師・のりこ先生にお願いしました。

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