ウクレレと用具 ウクレレ初心者

ウクレレを買うならAmazonより楽天が有利。その理由と初心者セットの選び方

2021年8月25日

初心者セットを選ぶ時のポイントは3つあります。

POINT1 ウクレレ本体 Famous FS-1GかKALA KA-15Sがベストチョイス
POINT2 セット内容 楽器本体、ケース、チューナーがあればOK
POINT3 購入先 有名楽器店(楽天店含む)がベスト

ざっくりこの3点を押さえておけば、まず失敗することはありません。とにかく楽器本体に信頼性の高いモデルを選び、有名楽器店から必要最低限のセットを購入するのがベストです。

定評のある楽器を選ぶ、というのが最も大切なポイントです。

また、セット内容についてはしっかり見ておいてください。いらない物がセットされていることもよくあるからです。

基本的にはウクレレ本体とケースとチューナーが-あれば事足ります。あとはあったほうがいい物と、値段をつり上げている不要物とを切り分けてセット内容を吟味しましょう。

初心者セットで必要な物・不要なもの
楽器本体 必要
ケース 必要(クッションなど保護性があるか要確認)
チューナー 必要(激安セットのピッチパイプはダメです)
交換弦 あったほうがよい(ただ弦の好みにもよる)
カポタスト あれば役に立つ可能性はあります
ストラップ あったほうがよい
コードブック このサイトで無料ダウンロードできるので不要
ピック 通常不要
お手入れセット 通常不要(普通の柔らかい布で拭くだけでOK)
教則本 微妙(教則本は別途いいものを買いましょう)
その他 指板に貼る指番号やポジションのシールは絶対不要です

詳しくは記事末尾の「ウクレレ初心者に必要な物は?」という章で解説します。

この記事は、2021年8月現在の情報をもとに構成しています。

初心者向けの弾き方の解説記事としては「7日間でアロハオエを弾く」というテーマの入門記事がおすすめです。

Amazonでウクレレ初心者セットを選びにくい理由

10年くらい前までは今ほどたくさんのウクレレメーカーがなく、楽器選びもシンプルでした。ここ最近「知らないメーカーがずいぶん増えたなぁ」と感じます。

Amazonで「ウクレレ」と検索すると、3000円くらいから大量のウクレレが並んでいます。しかしその中のどれが「買い」なのかは判断できません。

もちろん、中にはいい楽器もあると思いますが、ある程度ウクレレを弾ける人が実際に手に取って弾いてみないと、良し悪しを判断することは難しいと思います。

ウクレレメーカーが乱立している今、Amazonで目についたモデルを即買いしてしまうと失敗しがちです。

そこで弦楽器専門店が初心者に推しているモデルを聞いてきました。

Amazon全体を否定するわけではなく、ことウクレレに関して商品ラインナップがカオス過ぎることが問題だと考えています。

専門店に聞いてみた「初心者におすすめのウクレレ」

というわけで、今回の記事作成にあたり信頼できるショップで話を聞いてみることにしました。

おうかがいしたのは大阪ミナミにある三木楽器アコースティック店さん。結論としては、イチオシは今も昔も変わらずFamousでした。もう少し価格帯を落としたいお客さんには1万円前後で買えるKALAをすすめているそうです。

1位 Famous FS-5G 実売3万円台前半
2位 Famous FS-1G 実売2万円前後
3位 KALA KA-15 実売1万円前後

ちなみにFamousの2機種には1万円以上の差がありますが、三木楽器アコースティック店の売れ筋は、高い方のFS-5Gです。弾き比べると、やはりコアという木材を使っているFS-5Gのほうが明るく華やかでウクレレらしいサウンド。マホガニーを使っているFS-1Gは若干ですが渋めのサウンドです。

ただし、並べて弾き比べないとわからないくらいの違いでした。

安い方のFS-1Gでも、アンサンブルやバンド演奏でしっかり主張できる楽器だと感じます。

hide
将来「ソロを弾きたい」「バンドやりたい」と思ったときでも問題なく使えます。

Famousは70年間ウクレレを作り続ける国産ブランドで、比較的リーズナブルな価格で高品質なウクレレを提供しています。

一方、アメリカブランド(生産は主に中国)のKALAも大幅に進化していました。日本に入ってきたばかりのKALAウクレレは「音はいいけど、ヘッドが重くてバランスや演奏性がわるいな」という印象でしたが、すごくバランスがよく弾きやすくなっています。

工場を変えるなど大胆な変革も行っているKALAブランドについても、問題なくおすすめできると感じました。音もかなりいいです。

FS-5GかFS-1Gか?

ここまでで「初心者向けのウクレレで専門店も推している楽器はFamous FS-1G、FS-5GとKALA KA-15」ということがわかりました。しかし、FS-5Gのセットはほとんど見かけないので、実質初心者セットを選ぶとしたらFamous FS-1GかKALA KA-15の2択です。

初心者「セット」に限定したら、FS-1GかKA-15かの2択になる!

ここからは、FS-1GとKA-15を中心としたセットを見ていきます。いずれもテッパンのおすすめモデルですが、

  1. どこで買うか?
  2. セット内容はどうか?

という点を比較しながら、特におすすめのセットをピックアップしていきます。

三木楽器アコースティック店

関西在住の人が対面でウクレレの説明を聞きながら、機種選定をしたい! と思ったらおすすめのショップです。
所在地: 〒542-0086 大阪府大阪市中央区西心斎橋2丁目10−2 2階
電話: 06-6211-2230

Famous FS-1Gをメインにした初心者セットを比較

まずはおすすめ中のおすすめモデル、Famous FS-1Gを中心にした初心者セットの選び方を考えていきます。

FS-1Gのメリットとデメリットを再確認

ここまで、Famous FS-1Gを強めにプッシュしてきましたが、FS-1Gにもデメリットはあります。それは、他の人とかぶりやすいこと。

超人気機種だけにたくさん流通していますし、10年以上にわたるロングセラーモデルなので、累積出荷台数にしたら相当な数になります。

メーカーは出荷台数を公表していませんが、おおよそ3~5万台くらい流通していると思います。

そのため、人とかぶりやすいというより「確実にかぶる」くらいの覚悟は必要です。実はなみのおと音楽教室の備品としても、1台常備しています。

hide
しかし、それ以外に欠点らしい欠点のないモデルです。

メイド・イン・ジャパンならではの、持ちやすさや弾きやすさといった演奏性のよさは昔から定評がありました。それに加えてサウンドも進化しているので不安なくおすすめできます。アンプに通すためにピックアップを付けたくなっても、メーカーの取付サービスがあるので安心です(注1)。

注1……ピックアップはフィッシュマンのパッシブタイプが工賃込みで約3万円と、楽器本体より高いのが悩みどころです。

おすすめは古川先生の講座とセットのFS-1G

基本的な演奏技術を確実に身につけ、初心者を脱出したい! という方であれば、教材が非常にしっかりしている古川忠義先生のウクレレ講座とFamous FS-1Gのセットがおすすめです。

このセットはウクレレに教材がついているのではなく、むしろ教材にウクレレがついてくるイメージです。ウクレレの入門教材として定評があり、僕自身も取り寄せてみて「友人・知人に勧められるレベルだ」と感じた『初心者向けウクレレ講座DVD』という教材に、Famousウクレレと必要なアクセサリー一式がセットされています。

参考古川忠義先生の講座を解説……詳しい解説記事にリンク

とりあえずまだウクレレを持っていない人であれば、このセットを買えば何も買い足す必要はありません。

AmazonでもFS-1Gのセットなら、一応問題なし

Amazonで買うなら以下のセットがおすすめです。メーカー公式ショップの本体価格と同じ値段でクリップチューナーと簡単な教本がついてきます。あんまり使わないと思いますが、お手入れセットも附属します。

公式サイトで買ってもケースは附属します。

このセットはAmazon直販と愛曲楽器などの楽器店が出品しているものがあります。愛曲楽器は楽天にも出店しており、楽天で買うと同じ値段でさらに楽天ポイントがつくことを考えると、そちらのほうがお得かもしれません。

ここではAmazon直販より3000円くらい安い愛曲楽器のリンクを貼っておきます。購入時にはその時点でどこが一番安いか、再検索してみることをおすすめします。

Famous FS-1G 5点セット ケース/交換弦/チューナー/お手入れキット付20,240円

Amazonや楽天で検索して出てくる「大満足10点セット」的な商品には不要なアイテムが多いので注意しましょう。キーホルダーはどう考えても不要ですし、コードブックはこのサイトで無料ダウンロードできます。→ コードブック無料ダウンロードはこちらから

山野楽器楽天店のFS-1Gセットがおすすめ

ウクレレを買うならAmazonより楽天をおすすめしますが、その理由は山野楽器、イケベ楽器、クロサワ楽器、島村楽器、イシバシ楽器など、そうそうたる楽器店が楽天に出店しているからです。

FS-1Gのセットがいちばんお得なのは、やはり愛曲楽器でした。

現在の楽天最安セットはこれ

Famous FS-1G5点セット ケース/交換弦/チューナー/お手入れキット付20,240円

楽器本体に加えて、ソフトケースと交換弦、クリップチューナー、お手入れキットがついた5点セットです。お手入れキットは正直いらないと思うのですが、楽天ポイントを考慮するとほぼ2万円ぴったりという価格は最安値です。必要性の薄いお手入れキットも、とりあえずもらっておけばOKです。

hide
Amazon最安値と同じセットですが、楽天ポイント分こちらがお得です。

ほかにもイケベ楽器のセットやジャイブミュージックのセットなども安く、やはりちゃんとした楽器を買うなら楽天か、各楽器店の直営ネットショップがよいと感じます。

hide
僕は普段はAmazon派ですが、楽器に関しては確実に楽天を選びます。しっかりした楽器店が出店しているので安心できるからです。

楽天でも「Famous FS-1G 初心者セット」と検索した時に、違うモデルもヒットしてしまいます。商品内容を慎重に確認してから注文してください。

Famous FS-1G初心者セットのまとめ

結論として、現状ではFamous FS-1Gの初心者セットを買うならAmazonより楽天の方が楽天ポイント分お得です。また無駄が多い10点セットなどは避けて、シンプルに必要な物が用意されたセットを選ぶのがおすすめです。

予算感としては、楽器本体+ケース+クリップチューナーの3点セットで最安値2万円を切るか切らないかギリギリのラインです。「2万円ちょうどくらいを狙う」という感覚で商品を選べば、かなりシビアに検討できると思います。

KALAのKA-15系をメインにした初心者セットを比較

写真はKA-15とデザイン違いのJ1

Famous FS-1GとKALA KA-15の価格差は約1万円。弾きやすさや音のよさは、さすがにFS-1Gが少し上なのですが、そこまで大きな差はありません。

ただ、よくよく見ていくと、造りはあきらかにFS-1Gが丁寧でしっかり仕上げられています。たとえば手元のKALA J1(KA-15の日本限定デザインモデル)は、内部のブレーシング(補強材)がズレて接着されていますが、Famousではそんなことはあり得ません。

ブレースがわずかにズレて取り付けられている

このあたりの精度の甘さを許せるなら、KALAもアリです。手に触れる部分はかなりきちんと作られているので、普段はそれほど気にならないと思います。

KALAのソプラノウクレレのサウンドは上の動画でチェックしてみてください。音はけっこう悪くないと思いますが、弾き比べるとFamous FS-1Gなどとの違いはわかってしまいます。

KALAブランドはアメリカ(とくに西海岸やハワイ)で広く愛されている楽器です。グレース・ヴァンダーウォールはFenderでシグネチャーモデルを出していますが、ステージでは自分のモデルでなくKALAを使っていたりします。

KALAの初心者セット・おすすめベスト2

Amazon KALA直営ストアのKA-15sセット 10,780円
楽天 KALA KA-J1入門セット 10,480円

本当はベスト3にしたかったのですが、上記2つに勝る商品はなく、中途半端ですがベスト2となっています。

Amazonの商品はKALAブランドの直営ショップが販売する5点セットで、コスト的にはこれがベスト。楽天の方はサクラ楽器が独占販売している日本限定デザインモデル(J1)にケースとチューナーがついたセットです。

コスパで微妙に負けるものの、デザイン面で人とかぶりにくいサクラ楽器のJ1がイチオシです。

コンサートサイズのウクレレ初心者セットを買うなら?

左がコンサートサイズ、右がソプラノ

一般的に最初はソプラノがおすすめで、ステップアップするときにコンサートサイズを検討してみるのがいいといわれています。どうして初めての1本にソプラノサイズが有利かというと、理由は以下の通り。

  1. コンサートサイズの初心者セットは種類が少なく選べない
  2. 同じ予算であればソプラノのほうが質のいい楽器が買える

正体不明のブランドを除くと、コンサートサイズの初心者向けセットは少なく、欲しい楽器を選ぶ事ができないのが第一の問題です。

もうひとつは、サイズが小さく流通量の多いソプラノサイズのウクレレに比べて、コンサートサイズのウクレレは少し高めの価格設定となっており、同じシリーズでも値段がかなり違っていること。

たとえば同じグレードのFamousウクレレ同士で比べると、以下の表のように1万円以上の価格差がついてしまいます。

ソプラノサイズ Famous FS-1G 20,240円
コンサートサイズ Famous FC-1G 34,320円

このように、同じ予算であれば1ランク上のウクレレが買えてしまうため「最初の1本はソプラノから」といわれるわけです。

ただし例外もあります

手が大きい人や最初からソロ弾き指向の人であれば、コンサートサイズからスタートするのもアリだと思います。

hide
でもコンサートサイズの初心者セットはかなりバリエーションが少ないです。

そこで、Amazonと楽天で、3万円以内のコンサートウクレレの初心者セットを全てチェックして、おすすめモデルを探しました。

3万円以上の初心者セットならどれを買ってもハズレが少ないので、この記事にとらわれず選んでください。

安いウクレレほど地雷が多いので、地雷を回避できるようガイドしていきます。

やはりAmazonでは買うべきウクレレが探しにくい……

Amazonの検索でヒットするすべてのコンサートウクレレ初心者セットを見たのですが、よくわからないブランドが多くて判断がつきません。また、コンサートサイズを指定しているのにソプラノサイズが表示されているなど、ウクレレを買うのにはイマイチな環境だと感じます。

唯一「これはアリ!」と思ったのは、先ほども登場したKALAの直営ストアのKA-15 Series Bundle Pack。

KA-15 Series Bundle Pack ケース/ストラップ/交換弦/チューナー付13,500円

ちょっとお得じゃないでしょうか。ギターっぽい豊かなサウンドが鳴るKA15CにAquilaの交換弦と純正チューナーとギグバッグとストラップがついて本体価格+1500円くらいです。

教材は附属しませんが、これは買いだと思います。テキストは別途探すか、古川先生のDVD講座で勉強しましょう。

参考古川忠義先生の教材を解説……このサイト内の記事にリンク

それ以外、Amazonでおすすめは見つかりませんでした。謎のブランドが多く、買っていいのか悪いのか、さっぱり判断がつきません。

楽天はショップの信頼度も加味して「どれを買うか」決める

楽天ではショップ名もはっきり明記されているので、どこから買うかも意識するとベストです。EbiSoundオンラインショップは出荷前チェックをしっかりやっている印象ですし、島村楽器、サクラ楽器、chuya-online、イケベ楽器楽天ショップなどはいつ利用してもしっかり対応してくれます。

hide
当社は音楽教室を運営しているのでよく楽器を買いますが、楽天に出店している有名店なら安心できると考えています。

楽天ではいいセットも多くラインナップされており、すべてを掲載するのは難しいので「これは!」と思ったモデルを2つ紹介します。

島村楽器オリジナルHanaleiのセットが12,800円

これは「買い」で間違いないです。Hanaleiというのは島村楽器オリジナルのウクレレのうち、安い方のラインですが、かなりよくできています。この値段なら全部合板でできているかと思いきや、トップの板はマホガニーの単板で、ナットとサドルは牛骨と、なかなかいい材料を使っています。

僕は島村楽器の前を通りかかるたびに「ご自由に試奏してください」と書いてあるHanaleiを弾きまくって帰ってきますが、コスパの高さは間違いないと感じています。

Hanalei HUK-80 初心者セットスタンドも付いた8点セット12,800円

スタンド付きのセットは少ないのですが、あればかなり助かります。ピックは正直いらないですが、それ以外は無駄がないセットです。ただし、ケースだけは保護性の高い物に変えた方がいいと思います。

アヌエヌエのAQUA-002のセットもおすすめ

aNueNueの入門モデルAqua-002

ここまで登場しなかったブランドaNueNue(アヌエヌエ)も、定評がありますし、実際弾いてみてもよくできています。

そのアヌエヌエのなかでも一番安い価格帯のAquaですが、ちゃんと造られていることが伝わってくる楽器で、材料こそオール合板(マホガニー)ではありますが、悪くないと思います。

ケースは単体で買ってもついてくる純正のもの(クジラのデザインでかわいいです)なので、実質チューナーと交換弦がついているだけですが、それでも悪くないセットです。

aNueNue aqua 002セット チューナー+交換弦セット14,900円

現在手元にAquaはありませんが、同じaNueNueで仕様が同じ(マホガニー合板)コンサートサイズのモデル、初代Papa IIの音色の参考動画を掲載します。音はそれほどでもないですが弾きやすさはバツグンなので、機会があれば店頭で触ってみるのがベストです。

楽天ではその他にもよさそうなセットがラインナップされている

楽天で「コンサートウクレレ 初心者セット」と検索すると、謎のモデルを含めてかなりの数がヒットします。その中から、信頼できそうなブランドをピックアップして検討してみてもいいと思います。

ここで検索に引っかかるブランドで、問題ないと思えるのは、これまで紹介してきたKALA、Famous、Hanalei、aNueNueの他に、Leho、KIWAYAなど。このラインナップの中から選べば失敗はないかなと思います。

ウクレレ初心者にとって、買うべき用具はどれ!?

最後に、初心者セットに含まれる用具について、本当に必要なのはどれなの? という点を考えていきます。重要度が高いアイテムから順に選び方を解説します。

バラで購入する場合の参考になるように、おすすめ機種もあげていきます。

ウクレレケース

重要度★★★予算~3000円

ケースは絶対に用意したいアイテムのひとつです。ハードケースとソフトケースに大別できますが、通常はソフトケースを選ぶはずです。ハードケースは大きさが合わないと中でごそごそ動きますし、かさばるので、あまり使い勝手がよくありません。

hide
その機種専用のハードケースならばっちりですが1~2万円くらいします。

ソフトケースを選ぶ時は、ちゃんとパッドが入っていて保護性があるものを選んでください。1センチ厚くらいのクッションが入っているものがおすすめです。

ひとつおすすめをあげるとしたら、ギターケースで有名なRITTERのギグケース。うちではFamousのFS-1を入れるのに使っていますが、しっかりパッドが入っていて、デザインもかわいくて、サウンドハウスでは税込・送料込2,470円とお手頃価格です。

RITTER RGP2-U SRWソプラノウクレレ用2,470円

同じモデルがAmazonでは送料込み2,950円~、楽天でも2,950円~。サウンドハウスが間違いなく最安です。ただし、楽器de元気楽天店で3,000円以上買い物すると2,310円で送料無料になるため、他のアイテムと同時に買う場合は楽天が有利です。

「リッターバッグ」の愛称で知られるRITTER社製なら、ブランド的にも人気が高く、長く愛用できるはずです。

チューナー

重要度★★★予算1000円前後

大変重要なアイテムですが、よく壊れるし紛失もするので、高すぎるモデルを買うより1,000円くらいのものを選ぶのがおすすめ。有名メーカーの一番安いモデルが狙い目です。

1つおすすめを上げるとしたら、KORGのHeadtune HT-U1がウクレレにぴったりのかわいいデザインでおすすめです。

Headtune HT-U1はAmazonが最安で、税込・送料無料で1,027円。店頭で買うならクロサワ楽器が990円と最安です。

¥1,027 (2021/08/16 16:20時点 | Amazon調べ)

ウクレレのチューニング方法やチューナーの詳しい解説は以下の記事に掲載しています。

参考初心者でも簡単にできるウクレレのチューニング方法

ストラップ

重要度★★☆予算1000~3000円

演奏スタイルによってはストラップなしでも弾けますが、できればあったほうがよいアイテムです。

タイプはざっくり2つにわけられます。

写真右側はギターのストラップと同じくウクレレ本体に取り付けて、楽器を袈裟懸けに保持するためのものです。

写真左側はサウンドホールに引っかけるように取り付けて、右ヒジのホールドとあわせて使う補助的なストラップです。これ単体ではウクレレを保持することはできないのですが、何もないよりかなり弾きやすくなります。

ネックレスのようにウクレレを吊り下げます

最初に選ぶなら、ギタータイプの本格ストラップではなく、ネックレスのような簡易タイプで十分だと思います。ポケットに入り、持ち運びもラクです。

hide
ストラップはAmazonで激安を購入してもあまり問題ないと思います。

こだわりがなければ送料込みで300円位から見つかります。Famousの純正ストラップで1,400円くらいです。

¥1,334 (2021/08/25 18:39時点 | Amazon調べ)

上に一例をあげましたが、それにこだわらず色々と探してみてください。見た目で決めるのもぜんぜんアリです。

参考までに、100均グッズで作る220円のウクレレストラップについて解説している記事にリンクを貼っておきます。

参考ウクレレストラップを220円で自作する方法

カポタスト

重要度★★☆予算500円~2000円

弾き語りの時「ちょっとキーを上げたいな」という場面でものすごく便利なので、あれば助かるのがカポタスト(カポ)。値段もピンキリなので、自分にとっての必要度で選びます。

弾き語りメインで演奏する人ならちょっといいものを備えておきたいですし、ソロ弾きメインであればゴムでとめる安いタイプのものでも十分です。

安い物でいいかな? という人には、S.Yairiのゴム製カポタストCP-500をおすすめします。Amazonで送料込み550円くらいから入手できます。楽天は時々さらに安い出物があるので探してみてください。

少しいい物を買おうという場合は、KALAやFamousの純正カポタスト(金属製)が1,000~1,500円くらいで入手できます。

コードブック

重要度★★★予算500円~2000円

初心者セットの中でも10点セットなどになるとよく附属するコードブックは、弾きたい曲のコードを調べる時に使う辞書のようなものです。

重要というより絶対必要なアイテムですが、このサイトで無料ダウンロードできるので、当面購入する必要はありません

参考ウクレレのコード表2種類を無料ダウンロード

上の記事でダウンロードできるコードブック(156種類のコードフォームを掲載)で足りなくなってきたら、市販のコードブック(ヤマハのコードブックが小さくて便利です)を買うとよいでしょう。

交換弦

重要度★★☆予算500円~

あればあったほうがよい交換弦ですが、ちょっと微妙な点も。ウクレレを弾いていくうちに好みの弦がわかってくるのですが、セットについてくる弦が好みかどうかはさっぱりわかりません。

初心者セットにウクレレ弦が入っていればラッキーくらいで、なければないでぜんぜんOKです。

ピック

重要度★☆☆予算50円~

ピックは不要です。僕が直接演奏を見たことがあるウクレレ奏者のジェイク・シマブクロ氏、勝誠二さん、IWAOさん、ハーブ・オオタJr.さん、ジョニー宜野湾さんなどは早弾きもすごいですが、誰一人ピックを使いません。

正直、ピックは何に使うのかよくわからないレベルなので、なくてよいと思います。

お手入れセット

重要度★☆☆予算500円~1000円くらい

クロサワ楽器でウクレレを買ったときに、おまけで入れてくれていたGodinの純正ポリッシュは、5年くらい使わないまま放置しています。

これもまた不要アイテムなので、いらないんじゃないかな……と思います。すごく楽器を磨きたくなったときに買えばいいのではないでしょうか?

教則本

重要度★★★予算1500円~35000円

教則本、自習用テキストは非常に重要ですが、重要すぎて初心者セットに入れるのはやめてほしいと思っています。本当にものすごくいい教則本を入れてくれるならいいのですが、適当に作った本ならないほうがよいケースも……。

できれば自分で納得のいく本を選び、練習をするのがよいと思います。

少し高いですがおすすめは古川忠義先生の初心者講座(DVDメインです)。

参考古川先生の初心者向け講座……必ず続けられる工夫が魅力の教材

この教材であれば、誰もが最後までレッスンを続けられると思います。

市販のテキストであれば、いちむらまさき氏の入門書がおすすめです。ただし、テキストだと本当の導入部分だけで終わってしまうので、何冊も購入する必要があり、必ずしも低予算で独学できるとも限りません。

どんなセットを買ったとしても楽しんで続けましょう

色々と書いてきましたが、実はウクレレは1台買ったら終わりではありません。みんな2~3台くらいは持っていますし、性格の違うウクレレを、場面によって持ち替えている人がほとんどです。

最初の1台はたぶんソプラノのオーソドックスなモデルでしょう。

次にソロをメインに弾きたいと思ったら、コンサートサイズかテナーサイズを検討する人が多いはず。バンドでバッキング中心に弾きたいなと思ったら、ピックアップ(マイク)付きのウクレレを選ぶかもしれません。

基礎練習に飽きたら「将来どんな曲を演奏しよう?」と考えながら、ウクレレのカタログを眺めると楽しいですよ。

そう考えると1台目のウクレレは、自分にとって将来のウクレレ選びの「基準」を作ってくれる存在です。

やっぱり、定番のFamous FS-1GかKALAのソプラノがいいと思うわけです。

また、以下の記事では初心者にとって必要な物と不要なものを切り分けて解説しています。

ウクレレ初心者に必要なもの・あるといいもの・いらないもの

この記事では、これからウクレレを始める人、ウクレレを買ったけど何から練習すればいいかわからない人向けに、さしあたり必要なものをガイドします。 「絶対必要!」レベルのものは3つしかありません。なので、こ ...

続きを見る

2021年8月26日追記「EYSですごいウクレレがもえらる件」

別記事のために、いろいろな資料に当たっているとき、ちょっと衝撃的な事実を知ったので、無理矢理ですがここにまとめます。

EYSという音楽教室に通うと楽器がもらえる、ということは以前から知っていたのですが、もらえる楽器なので外国産の安いヤツだろうとばかり思っていました。

しかし、以下の記事を見てびっくり。

参考ウクレレマナルー……2019年以降プレゼントしているモデル

こ、これって、どう見ても塩尻のティーズギターの工場じゃんか!!!

EYSブログより

少なくともトップはマホガニーの単板を使っているほか、パーツもかなりいいものを採用しています。ペグがGotohのUPTだし、指板はローズウッドだし、サドル裏に補強を入れた独特のファンブレーシングとテンタロンを使ってサイドとトップ&バックを接着するあたりはギターの設計をフィードバックしているとしか思えず、思わず欲しくてたまらなくなっているところです。

写真で見る限りネックも継いでない(1本の木から削り出している)ようですし、もうこれ、相当な楽器だと思います。

ということで、まだウクレレを買っていなくて、教室にも通う予定がある人はEYSの無料体験レッスンを予約してください。確実にすごい楽器が手に入ります。

参考EYSウクレレコース……楽器を持っていない人はぜひ

EYSはOtolier(オトリエ)というサービスを展開していて、世界中の楽器の価格を調査し、コストを分析する事業を行っています。その関係で、これほどのクオリティーの楽器を低価格で製造し、受講生に無料提供することが可能だそうです。

念のため月謝が高くないかも計算しました

とはいえ楽器代がレッスン料(月謝)に載せられていたら全然オトクじゃないなと気づき、全国規模の音楽教室の資料を集めて比較しました。1カ月当りのレッスン回数や1回のレッスン時間が教室によって完全にバラバラなので、すべてをExcelで時間単価に直して計算しています。

結論として、EYSは月謝も比較的オトクでした。最安値のシアーミュージックスクールはさらに安いですが、ウクレレ代を考えると元は取れます。通える範囲にEYSの教室があれば、安心して申し込んでください。

島村楽器 EYS シアー
年間回数 24回 24回 48回
時間(1レッスンあたり) 0.5時間 0.92時間 0.75時間
年間総練習時間 12時間 22時間 36時間
月謝 ¥7,700 ¥12,120 ¥17,600
年間コスト ¥92,400 ¥145,440 ¥211,200
時間単価 ¥7,700 ¥6,611 ¥5,867

島村楽器は一番安い「初級」で比較しており、腕が上がるとだんだん高くなっていきます。

EYS MUSIC SCHOOL

レッスン料は55分・月2回の個人レッスンで平日限定なら11320円~。
所在地: 北海道、東北、関東、関西、中部に約20スタジオ。九州、沖縄、中国、四国にもオープン予定。
公式サイト: EYSウクレレコース

  • この記事を書いた人

hide

なみのおと音楽教室を運営するアップライト合同会社のすちゃだら社長。高校の部活(ビッグバンドジャズ)でギターを始め、その後ウクレレに持ち替えました。記事監修はピアノ講師・のりこ先生、イラストは漫画家のおだ辰夫さんにお願いしました。

おすすめの記事

1

このページでは、以下の3つのツールをPDFでダウンロードできます。 コードを調べる便利な無料ツール ウクレレコード表 印刷して製本する「ポケットコードブック」 A4用紙2枚に収めた「ウクレレコード表」 ...

2

スーパーギタリストの古川さんが、なんで初心者向け講座を? そう思いつつこの教材を手に取った時、内容の濃さに衝撃を受けました。 古川先生は多くの生徒さんを抱える、ウクレレの先生でもあったのです。それは僕 ...

3

今回実施したアンケートの結果、ウクレレが「1か月以内に弾けた」と回答した人は全体の65.7%。その中で「1週間以内に弾けた」と答えた人が34%にのぼりました。 詳しいアンケート調査結果へジャンプ 1か ...

-ウクレレと用具, ウクレレ初心者
-