ウクレレ初心者

コードの覚え方にウラ技あり!フォーム6つだけで全コードが弾ける!?

2021年11月17日

C、F、Gのようによく出てくるコードはすぐ覚えられますが、めったに出てこないコードはなかなか覚えられませんよね。

急にC#mやF#が出てくると、ちょっと焦ってしまうことも……。

そんな時、覚えておくと役立つ「6つのフォームですべてのメジャー・マイナーコードが弾ける」方法を解説します。

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かんたんな和音(コード)の仕組みを理解すると「なるほど!」とわかるはずです。

まず動画でおおまかに解説すると……

フォームをずらすだけで全コードを弾いてしまう方法とは?

左からC、D、E

まず、上の写真を見てみてください。誰でも知っているCのコードを2フレット右にずらすとDになり、さらに2フレット右にずらすとEになっています。

つまり、Cのコードフォームを覚えるとD、Eが弾けてしまうのです。

C#はCとDの間

たとえば、とっさに出てこないC#もこの法則を理解していればすぐ弾けます。CとDの間にC#があるからです。

ざっくりしたコードの話と指板上の音の位置の関係

まず3弦で「ドレミファソラシド」を全部弾く時のポジションを再確認しましょう。ドとレの間、レとミの間はフレット2つ分です(1フレット飛ばしています)。

ところが、ミとファの間と、シとドの間だけはフレット1つ分。これはコードを弾く時も同じです。

半音=フレット1つずらすミとファの間、シとドの間
全音=フレット2つずらす上記以外全部

この関係を理解しておくと、3つのフォームを覚えるだけですべてのメジャーコードが弾けるようになります。

念のため、その理屈を確認するために、コードの構成音を(覚えなくてもいいですよ)見ておいてください。

Cはドミソ、Dはレファ#ラ、Eはミソ#シです。

CのフォームをずらすだけでDになります

コードCのドミソを、全体的に2フレットずらせばレファ#ラになりDになります。同じく、もう2フレットずらすとEになります。

この部分のまとめ

つまりCのコードを無限にずらすだけでどんなメジャーコードも押さえられます。ただ、あまりハイフレットまで進んでしまうと押さえにくいので、ここでは5~7フレットまでで押さえられる範囲をおすすめしています。

メジャーコードで覚えるのはC、F、Aの3つだけ!

というわけで、3つのフォームだけですべてのメジャーコードを弾く方法を見ていきましょう。

基本になるC、F、Aのフォーム

まず、上の写真のC、F、Aを覚えてください。

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なんていわれても、もうすでに覚えていますよね。

この3つのコードフォームをずらしていくだけで、すべてのメジャーコードを弾くことができます(注1)。

基本のフォームずらして弾けるコード

「Fの1音上はGだ」とか「Gの1音上はAだ」と考えればいいので、慣れてしまえばとっさにどんなコードが出てきても対応できます。

注1……メジャーコードは最も基本的な三和音で、C、C#(D♭)、D、D#(E♭)、E、F、G、G#(A♭)、A、A#(B♭)、Bです。

Am、Dm、Gmだけで全マイナーコードを弾く

基本になるAm、Dm、Gmのフォーム

マイナーコードは、Am、Dm、Gmのフォームを覚えれば、それをずらすだけで全コード弾くことができます。

基本のフォームずらして弾けるコード

これさえわかってしまえば、6つのフォームを覚えるだけで、メジャーコード、マイナーコードは全部弾けてしまいます。これまでセーハ(バレー)コードを避けていた人も、この機会にぜひ、積極的に弾いてみてください。

セーハのコツは「ウクレレコード表無料ダウンロード」ページ内で解説しています。

いざという時、とっさの対応力がぜんぜん変わってきますよ!

応用編 セブンス、マイナーセブンス

C7、F7、A7のフォーム

セブンスもC7、F7、A7のフォームを応用してすべて弾くことができます。

基本のフォーム基本のフォーム

Eb7など、ウクレレではめったに出てこないコードを急に弾く時でも、これを覚えておけばなんとかなります。

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Eb7なら、D7とE7の間ですね!

またマイナーセブンスも2つのフォームを覚えてすべて弾くことができます。

Am7(左)とEm7(右)
基本のフォームずらして弾けるコード
(Dm7はCm7を2フレットずらすと弾けます)

このように、「指板上の押さえる場所をずらすだけで、全部のコードが弾けてしまう」という知識は、覚えておくときっと役に立ちます。

ここまでのまとめ「ずらせばどんなコードも弾ける」

ここまでで、「11種類のコードフォームを覚えれば、そのフォームを指板上でずらすだけですべてのメジャー、マイナー、セブンス、マイナーセブンスのコードが弾ける」ということがわかりました。

とりあえずこれだけ弾ければ、あとは省略できるケースもあります。たとえば9thなどのテンションがついたコードがとっさにわからない時は、7thで弾けばなんとかなります。

その他にも使える応用力高めのコードフォーム

テンションがついたり、もっと複雑なコードだったりする場合でも、中には応用がきくフォームもあります。

このあたりのコードフォームは、ずらすだけでCaug→Daug→Eaug……と応用していくことができます。

他にもそんなフォームがないか、ぜひ探してみてください。コードフォームを探す時は、このサイト「大人のウクレレ入門」でダウンロードできる、無料のコードブックがおすすめです。

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コードブックは買うと500円以上するので、ぜひダウンロードしてご利用ください。

補足と注意点

この記事ではハイコードを使う事によって、少ないフォームを覚えるだけでたくさんのコードを弾く知識を紹介しました。

ローコード(オープンコード)開放弦を含むコード
ハイコード(セーハコード)開放弦を含まないコード

これまで練習してきたウクレレのコードはローコード主体だったと思います。セーハコードはB♭など限られたものだけでした。

どうしてローコード主体で練習するのかというと、ざっくりいえばそのほうがよく響くから。ウクレレは弦長が短いため、通常はできるだけローコードで弾くようにします。

この記事で紹介したハイコード主体の弾き方では、特にポジションがハイポジションになればなるほど、どうしても音が硬くなり響きが悪くなります。

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そのあたりを押さえた上で、今回のコード奏法の知識を活用してみてください!

  • この記事を書いた人

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なみのおと音楽教室を運営するアップライト合同会社のすちゃだら社長。高校の部活(ビッグバンドジャズ)でギターを始め、その後ウクレレに持ち替えました。記事監修はピアノ講師・のりこ先生にお願いしました。

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