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ピアノ教室・音楽教室のチラシならテンプレート探しよりオンラインツールが便利

忙しい通常業務の合間に、教室のチラシや配布物を作るのは大変ですよね。

なみのおと音楽教室では、社長の僕が元雑誌編集者だったということもあり、印刷物や発表会のプログラム制作を担当することがあります。

でもデザインのプロではないので、思うようにきれいな配布物を作れない……というのが悩みでした。

しかし最近ではオンラインのデザインツールがたくさん登場しています。

それを使うことによって、大幅な時間短縮とデザインの品質を上げることができました。

この記事では普段活用していて「これは役に立つ」と思ったオンラインのデザインツールを紹介しています。

おすすめを1つだけあげるとしたら……

有料トライアルを選択後、30日経過前にキャンセルすれば無料です。右上の歯車マーク→支払いとチーム→「プランを変更」の右にある「…」をクリック→「トライアルをキャンセル」でOK。

オンラインの無料デザインツール3選

当社では最近まで、Adobe IllustratorやPhotoshopなどのデザインソフトを使っていました。プロ向けのソフトなので非常に機能が豊富ですが、そもそも使いこなせることが前提です。

またいろんな機能を使いこなせるとしても、それ以前にデザインセンスの壁が立ちはだかります。

そのため、なかなか思ったようなデザインが完成しないのが悩みでした。

それを解決してくれたのがオンラインのデザインツールです。

ヒデ社長
ここでは「使える!」と思うデザインツール3つをピックアップしてご紹介します。

世界標準の無料デザインツールCanva

2013年にオーストラリアでサービスを開始した、オンラインの無料デザインツールCanvaは、このジャンルでトップクラスの機能と使いやすさが特長です。

2021年現在、オンラインのデザインツールはCanvaが第1候補といえます。

Canvaでできること

Canvaでは生徒募集チラシや名刺のほか、頑張った生徒さんにあげる賞状やレポートの作成もできます。

SNS関連の機能も豊富で、インスタストーリーを作ってそのまま投稿する機能やZoomの背景画像を作る機能もあります。もちろんYouTubeのサムネイルサムネイルやチャンネルアートを作ることもできます。

「思いつくほとんどのものをデザインできる」というのが現在のCanvaの特徴です。

Canvaは無料でも使える機能がたくさんあるので、ひとまず登録をしておいて損はないと思います。

CanvaPro30日間無料トライアル終了後、すぐにキャンセルすれば課金されません。そのまま無料版で利用することができます。

メイドインジャパンのeditorAC

editorACはひとことで言うとCanvaの日本版という感じです。

運営は写真素材サイトの写真ACやイラスト素材サイトのイラストACを運営しているACワークス。普段から、無料写真やイラストのダウンロードでお世話になっている人も多いはずです。

editorACのいいところ

日本発のサービスなので日本人好みのデザインが揃っています。良くも悪くも「日本のデザイナーがデザインしたな」という感じのデザインなので、ものすごくオシャレなものを作りたい人には向いていませんが、安心して利用できる無難なデザインが揃っています。

editorACのイマイチなところ

写真の貼り込みなどは今のところ微妙

現在まだベータ版なので、ユーザーインターフェースや使い勝手に関しては完成度が低いかなと感じます(注1)。

2013年からサービスを開始したCanvaと比較するのはちょっと気の毒なのですが、今のところまだまだ思い通りに写真をはめ込めなかったり、AIがおしゃれな色使いを提案してくれる機能がなかったりと、機能には不満が残るかもしれません。

とはいえ日本発のサービスなので、今後機能が強化されて使い勝手が上がった時には、かなりよくなるのではないか……と期待しながら見守っています。

あとは、ややビジネスマン向けという傾向も感じます。かわいいテンプレートは少なめかもしれません。

注1……テスト段階のソフトウエアやサービスで、まだ公開まで遠いバージョンをアルファ版、公開直前か公開しながらテストする段階をベータといいます。

editorACが向いている人

標準的、というかどこに置いても違和感のないデザインをしたい人に向いていると感じます。例えば「近所のスーパーで生徒募集のチラシを置いてもらえる」という事になった場合、その他のチラシ類と並んでも全く違和感のないデザインを作るならeditorACが向いています。

またAdobe Illustratorなどのデザインソフトが使える人にとっては、ちょっと使い方が似ている面もあります。デザインソフトの利用経験をいかしたい人にもおすすめです。

テンプレートの種類ではCanvaに劣りますが、注目したいのはブログのアイキャッチテンプレート。Canvaではブログのアイキャッチをメニューから選択できず(検索すると出てきます)、教室ブログのアイキャッチを作るならeditorACがおすすめです。

そのまま印刷を依頼できるラクスル

ラクスル オンラインデザインは、ここまで紹介してきた2つのサービスとは違い、最終的にはラクスルで印刷することを前提として作られています。

そのため作ったデザインをダウンロードして、手元のプリンターで印刷するような使い方はできません。

逆にいえば作ったチラシや名刺をそのまま印刷できるというのがメリットです(注2)。

ラクスル オンラインデザインの使い勝手

CanvaやeditorACと違い、ラクスルオンラインのデザイン機能はどちらかと言うと用意されたテンプレートを少しだけ変えて完成させるといったイメージです。

使い勝手に関してはCanvaやeditorACよりも一段劣る感じではありますが、グラフ作成機能など独自の機能の中には、かなり使えるものもあります。

またチラシに一発で割引クーポンを追加する機能なども用意されており、日本人が日本で配布するチラシとしては必要な機能を一通り網羅している印象です。

ラクスル オンラインデザインが向いている人

最速でそこそこ無難なチラシをデザインする。それをそのまま印刷会社に印刷してもらい、仕上げる……といった目的であればラクスル オンラインデザインが向いていると思います。

かゆいところに手が届く細かい編集機能には劣るので、その辺りは気にせず、とりあえずすぐに印刷をかけたい! という場合はオススメできます。

注2……Canvaに対応した印刷会社も登場しており、Canvaの画面から印刷依頼をすることも可能になりました。その点で、ラクスル オンラインデザインの優位性は薄れているかもしれません。

普段使いならCanva一択。使い方は?

ここまで紹介してきた3つのサービス以外にも、オンラインでデザインができるサービスはいくつもあります。しかし2021年現在、普段使いするサービスをひとつだけピックアップするとすればCanva一択だといえます。

10年近い運用歴があり他のサービスとは一線を画する完成度となっているからです。

Canvaを使いこなすコツ

Canvaのアカウント作成から使いこなしの基本については別の記事で解説しますが、ここではCanvaに詳しい人に教えてもらった使い方のコツをご紹介します。

私自身、この4ステップを教えてもらったことで、作業が非常に速くなり完成度も高くなりました。

Canvaを使いこなす4つのステップ

  1. テンプレートを選ぶ
  2. テキストを編集する
  3. 写真を差し替える
  4. 素材の追加と色の調整

今「Canvaが使いこなせてないな」と感じている人は、この4ステップで編集・デザインするようにしてみてください。一気に効率がアップしてイメージしていたようなデザインが完成すると思います。

テンプレートを選ぶ

Canvaのテンプレートは日々追加されているので、「以前思うようなデザインが見つからなかった」という人も、もう一度検索してみてください。トップページの「なにをデザインしますか?」というメニューから選んでもいいですし、検索窓に文字を打ち込んでも探すことができます。

ここでは「チラシ ピアノ教室」で検索してみました

関連するテンプレートが表示されるので好きな物を選びます。ここではちょっと業種が違いますが、パン教室のテンプレートを選択しました。

テキストを編集する

テキストを打ち替える時は、まず文字をダブルクリックします。編集画面に移行し、内容を変更したり、フォントを変えることができます。

ここでは「耳コピ短期集中コース」を想定してテキストを入れ替えてみました(実際には存在しないコースです)。

写真を差し替える

写真はCanva左メニューの「写真」または「アップロード」という機能を使用します。Canvaの中に用意された写真を使用する場合は「写真」というメニューから、オリジナルの写真を使う場合は「アップロード」というメニューから写真を追加します

写真をテンプレートにはめ込むコツは使いたい写真をダブルクリックするのではなく、デザインの中にドラッグ&ドロップします。

素材の追加と色の調整

ここからが重要なポイントです。

CanvaではAIがデザインカラーを一括で変更してくれる機能があり、2通りの方法で利用することができます。

写真に合わせたカラーにしたい場合は写真を右クリックして出てきたメニューの一番下にある「ページにカラーを適用」をクリックします

CanvaのAIが写真に合わせた色味にしてくれるので、一発でデザインのイメージを変えてしまうことができます。

この時思ったような色にならない場合は、再度「ページにカラーを適用」コマンドを実行すると、どんどん新しいカラーの組み合わせを提案してくれます。

もうひとつのデザイン一括変更の方法は、左メニューのスタイルから好きなカラーキットを選ぶという手順。

ガラッと色味を変えることができ、なおかつAIがバランスを考えてカラーを提案してくれます。デザインに自信がない人でも、見栄えのするチラシを作ることができます。

Canva無料版でできること、有料版でできること

無料版のCanvaと有料のCanvaプロの違いをまとめると下の表のようになります。

無料版 Pro
価格 0円 年12000円(5人まで)
テンプレート 25万点 61万点以上
写真素材等 不明 1億点
ストレージ 5GB 100GB

それに加えてCanva Proだけの機能としては、デザインを統一できる「ブランドキット」や、Instagram用の画像をTwitter用に一発で変換するなど、ワンクリックで様々な目的に適したデザインに変更する「マジックリサイズ」など。

無料版だけを使っていれば無料でも十分満足できるのですが、一度有料のCanva Proにしてしまうともう無料には戻れないな…というのが正直な感想です。

Pro版の30日無料トライアル終了後は簡単にキャンセルできます。まず「Pro版で何ができるか、自分に必要か?」を見ておくことをおすすめします。

参考:Pro版無料トライアル課金前のキャンセル方法

まずホーム画面右上の歯車マーク(アカウント設定)をクリック。

次に「支払いとチーム」をクリック。

「プランを変更」の横にある「…」をクリックして、出てきたメニューの「トライアルをキャンセル」をクリックすればOKです。

30日間のトライアル終了を忘れないように(Canvaが教えてくれますが)Googleカレンダーなどに登録しておけばさらに安心です。

こんな人はCanva Proがおすすめ

とはいえちょっとした用途であれば、ほぼCanvaの無料版で十分だと思います。

有料のCanva Proを使うとしたら、教室のイメージをカッチリとまとめてカラーを統一したり、デザインを統一したいというケース。

もう一つは教室で作る様々な配布物のクオリティを上げたいと考えている場合です。

Canva Proを安く使うコツは?

Canvaプロは年間12,000円ですが、押さえておきたいポイントがあります。

それは「Canva Proは最大5人で使用できる」ということ。

12,000円を5人でシェアすれば、1人年間2,400円です。

月割にすると200円。なのでCanva proを使用するのなら仲のいい先生方と相談して、チームで利用するというのがおすすめです。

またチームで共同デザインを作ることができるので、例えば他の教室と合同で発表会をする場合や、指導方法に共感できる先生たちと一緒に、オリジナルのワークや教材を作ったり……という時には非常に便利です。

逆に言うと一人だけでぽつんと使うのは、少しもったいないかなと思います。指導方針など、「取り組み方に共感できる仲間たちを5人集めて利用する」というのがいいと思います。

当社ではチームにお2人を招待して3名で使っている状態です。

この記事で紹介したサービスまとめ

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