自分らしく輝ける実践アレンジ講座|案内ページ
なみのおと音楽教室の考え方
実はピアノに向いていない子なんて一人もいません。
誰もが自分の中に、音楽を表現する力を持っているからです。
なみのおと音楽教室ではその力を伸ばし、楽しみながら力をつけるレッスンを心がけています。
また、生徒の指導に苦手意識がある先生のための講座も用意しています。
ピアノの先生向けのヒント|記事内でジャンプ
音楽を通して自分を表現する力を育てます
子どもでも大人でも、自分が「こう」と思うものを、そのまま表現できる人になってほしい……。
そんな思いで教室を運営しています。
音楽を通して、ひとりひとりが自分に自信をもつこと。それを実現するため、以下のように考えています。
楽譜が正解、先生が正解とは限らない

自分が子どもの頃をふり返ると「楽譜が正解」「先生の言うことが正解」だったように思います。
でも、音楽は「先生がオッケーを出してくれたらオッケー」とは限りません。
音楽の正解はひとつではないからです。
なみのおと音楽教室は、生徒ひとりひとりの中にある「正解」をいっしょに探していきます。
自分が「これだ」と思うものを出せるように

子どもたちに限らず、生徒を教える時に考えているのは「自分が『これだ』と思うものを出せるようになってほしい」ということです。
生徒が表現したいもの、「これがいい!」と思えるものを見つけるお手伝いをする。そのために、ひとりひとりにあった教材とカリキュラムを用意します。
楽しみながら上達するレッスンを

伝統的なピアノのレッスンは図の左のように進めます。もちろんコンクールを目指すなら、こういったレッスンが適しています。
しかし、なみのおと音楽教室では、図の右のような考え方でレッスンを進めます。

どんな小さな子でも音楽を演奏する力、感じる力をもっています。
誰にでも生まれ持ったリズム感があり、心拍や鼓動がいつもビートを刻んでいます。赤ちゃんでも、音を聴いて何かを感じる力が備わっています。
最近の研究では「胎児はお母さんの言葉を旋律として聴いており、生まれる前から音楽に触れている」といわれます。
子どもたちは、楽しみながらレッスンをすることで上達し、できることが広がります。
当教室では、今ある力をいかし、楽しみながら上達するレッスンを心がけています。
ピアノを習ったことがある保護者の方だと「バイエルからやらなきゃ」と思い込んでいるかも? その練習方法が向いている子であれば、バイエルを勧めるかもしれませんが、そうではなく「楽しんで伸びる」子がたくさんいます。
体験レッスンのご案内

現在、原則としてレッスンはオンラインで行っています。以下のフォームからお問い合わせください。
お問い合わせ|なみのおと音楽教室
現在レッスン枠がかなり埋まっており、万が一ご希望に添えない場合はご容赦いただけますよう、お願いいたします。
ピアノの先生の悩みも解決します

ピアノの先生の悩み、発想の転換で解決することがたくさんあります。
これらはピアノの先生の悩みあるあるだと思いますが、実はそれぞれ解決する方法があります。
ぜんぜん練習してこなくても、ピアノの前に座っていられなくても、子どもたちの中には音楽を感じる力がちゃんと備わっています。
「今日は弾く気がなさそう…」という時、譜面を読んだり弾いたりする以外の、大事な力を伸ばす時間にあててみてはどうでしょう?
たとえば今日は「先生と一緒に音楽を聴く」

練習してこない子、座っていられない子のレッスンで「今日は先生と音楽を聴いてみる日」と決めてしまうのもありです。
- ここで曲のテンポが変わる
- さっき出てきたメロディーがまた出てきた!
- この曲の構成はどうなっているだろう?
そんな風に先生と一緒に音楽を聴く体験、実はめったにできるものではありません。
生徒たちに「ここは聴いてほしいなぁ」と思うところを伝えてあげると、先生がいない場所でも、そういう耳で音楽を聴けるようになります。
練習してこなかった日も有意義に使えます

生徒が家で練習してきてくれない……というのはよくある悩みです。そんな時、練習してこないことを叱って終わりにするのではなく、その時間を有意義に使うように心がけています。
たとえば歌を歌ってみて「いま歌ったやつを書いてみよう!」と楽譜を書いてみると、その子がどこでつまずいているか観察できます。
ツールを使って興味を引きながら生徒を観察し、次の指導につなげる有意義な時間にすることもできます。
以下の記事では、さらに詳しくご紹介しています(ワークやツールのダウンロードもあります)。
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楽譜が書ければ自然と読めるようになります

いろいろな音楽を聴き、音楽のストックが増えると、今度は生徒の中からメロディやリズムが出てきます。
自分で作ったメロディを五線に書く。
最初は音価がわからず、五線譜の上に白玉だけで書きとめたり……。でも、そうやって楽譜を書くようになると、自然と読めるようになってきます。
「この子はなかなか譜面が読めるようにならないな」という時は発想を転換して、違う角度から生徒の能力を伸ばしてみる方法もあります。
アレンジは先生のひきだしを増やしてくれます

「今ヒットしているこの曲を弾きたい」といわれると「ちょっと困る」という話はよく聞きます。
でも自分でアレンジしてしまえば、生徒にあわせた楽譜を用意できます。
それだけでなく、作曲やアレンジが得意になると、苦手だった生徒の指導に自信を持って取り組めるようになります。
また自編曲、自作曲は自由に弾いてOK。「間違い」はありません。
誰かのジャッジを気にせず、自分らしい表現を楽しむことができます。
先生向けレッスンのご相談は…
なみのおと音楽教室では、ピアノの先生向けにコード理論やアレンジの講座も用意しています。指導法についてのご質問もお受けします。
お問い合わせは以下のフォームをご利用ください。
お問い合わせ|なみのおと音楽教室
詳しいレッスン内容は、以下のページでご紹介しています。
自分らしく輝ける実践アレンジ講座|案内ページ
「せかいいっしゅうおんがくえほん」もおすすめです

当教室も制作に参加している「せかいいっしゅうおんがくえほん」は、指導に悩む先生の味方になってくれます。
音楽を聴く力や感じる力を伸ばし、子どもたちが自分で音楽を表現する力を伸ばすように工夫をこらしています。アレンジの参考にもなりますよ。
せかいいっしゅうおんがくえほん|販売サイト
「せかいいっしゅうおんがくえほん」の使い方シェア会も開催しています。